内容説明
これからの算数教育では、児童が、算数の背景となっている学問としての数学の特徴的性格や進歩発展の姿などに関心をもって、算数や数学の内容や考え方や方法などが学習面や生活面さらには文化面の種々の面に生かして用いられているという算数のよさがわかり、意欲をもって学習していくようにしていくことが大事である。本書は、単なる教材研究ではなく、算数科教育の目標、内容、指導法、評価、算数教育の歴史などについて幅広く考察する立場をとっている。
目次
第１章 算数科の目標と内容の概観
第２章 数と計算の指導
第３章 量と測定の指導
第４章 図形の指導
第５章 数量関係の指導
第６章 算数科の学習指導と評価
