内容説明
本書は、『生活文化論―文化人類学の視点から』の続編ないし各論の一つとして編集されたものである。食文化関連の専攻課程の入門書として、生活文化の一部としての食の問題が重要な課題となっており、特に食の社会的側面に焦点を絞った。
目次
序章 比較食文化論の課題
第1章 自然環境と食文化の形成(食料生産と道具の始まり;生業経済と食生活)
第2章 食の生活文化(食と社会;食と文化)
第3章 食の消費と社会(食の消費と身体;食の流通と消費)
第4章 国際化の中の食文化(食と経済のグローバル化;食文化と国際関係)