地経学の解剖図鑑 - 地政学+経済で世界の動きがマルわかり!

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地経学の解剖図鑑 - 地政学+経済で世界の動きがマルわかり!

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784767835051
  • NDC分類 332.9
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「地政学」+「経済」=「地経学」で世界の動きがマルわかり!

経済が国家間の武器となり、企業が国家を超える力を持ち始めた今こそ、「地経学」の知識が不可欠です。

地経学とは、複雑に入り組んだ国際関係と地理的環境を背景に、今後国家や企業はどう動くのか? 国家・企業の戦略や国際関係はどうなるのか? などついて包括的に研究・分析する学問です。
本書ではその基礎知識から歴史、現在起きている経済摩擦や紛争までを、地経学視点から読み解いていきます。
なぜアメリカが同盟国にも関税をかけるのか? なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? といった世の中で今起きている出来事から、近い将来起きるであろう出来事までが、きっと分かるようになるはずです。


【目次】

■目次
序章:地経学とは何か?
・定義と背景① 地経学(ジェオエコノミクス)の意味と起源
・定義と背景②地政学(ジェオポリティクス)との違いと関係
・定義と背景③歴史的な文脈(冷戦後の国際秩序?グローバル化の影響)
・基本原則①戦略的外交ツールとして使われる経済・流通政策
・基本原則②経済力と地政学的影響力の相互関係
・基本原則③総合国力と戦略的資源
・基本原則④経済戦争の武器としての通商法
column1:アメリカの覇権と企業

1章:地経学の理論的枠組み
・理論モデル①自由資本主義経済論
・理論モデル②機能主義論
・理論モデル③戦略的依存論
・理論モデル④世界システム論
・理論モデル⑤プロスペクト理論
・理論モデル⑥ゲーム理論
・理論モデル⑦覇権循環論
・地経学に影響を与えた思想家や学説①マッキンダー、スパイクマン、マハン040
・地経学に影響を与えた思想家や学説②ケネディ、コヘイン、ナイ
・地経学に影響を与えた思想家や学説③ノイマン、モルゲンシュテルン
・地経学に影響を与えた思想家や学説④ウォルツ、ミアシャイマー
・column2:対峙するアメリカ・ソ連の戦略と政策

2章:地経学の歴史的発展
・帝国主義時代の地経学①大航海時代の到来と世界の二分
・帝国主義時代の地経学②資源と植民地の獲得競争
・帝国主義時代の地経学③経済と情報の相互作用
・帝国主義時代の地経学④運河の掌握と帝国の繁栄
・冷戦時代の地経学①資源の獲得競・争冷戦時代の地経学②援助外交
・冷戦時代の地経学③オイルマネー循環とドル覇権
冷戦時代の地経学④世界最強の軍とその展開
・冷戦後の地経学①グローバル化の進展と経済力の多極化
・冷戦後の地経学②中国の台頭と新興国の成長
・冷戦後の地経学③世界を変えた9・11アメリカ同時多発テロ
・column3:海底通信網が世界を制する

3章:現代地経学の主要テーマ
・米中経済対立①米中経済戦争
・米中経済対立②グローバルIT企業による世界支配
・エネルギーと資源の争奪①ロシア・ウクライナ戦争とエネルギー
・エネルギーと資源の争奪②石油取引における融資と新たな依存構造
・技術とデジタル経済の支配①AIとテクノロジーの進化
・技術とデジタル経済の支配②デジタル経済圏(アメリカ、中国、EU)の競争
・経済制裁とデカップリング①制裁政策の効果とリスク
・経済制裁とデカップリング②グローバルサプライチェーンの分断
・ナノテクノロジーと次世代技術①ワクチン開発戦争
・ナノテクノロジーと次世代技術②次世代技術
・column4:メルカトルの魔法を解く

4章:地域別の地経学
・アジア①中国の地経戦略
・アジア②日本、韓国、インドの地政戦略

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