目次
京都・奈良の庭園
北海道・東北の庭園
関東の庭園
甲信越・東海の庭園
関西の庭園
中国・四国の庭園
九州・沖縄の庭園
著者等紹介
大野暁彦[オオノアキヒコ]
名古屋市立大学大学院芸術工学研究科准教授。エスエフジー・ランドスケープアーキテクツ代表。RLA登録ランドスケープアーキテクト。博士(農学)千葉大学。2009年に千葉大学大学院修了後、文化庁新進芸術家派遣制度にてオランダ・OKRAおよびAmsterdamse hogeschool voor Kunst所属。13年からSfG landscape architects代表として国内外でランドスケープ設計活動を展開
鈴木弘樹[スズキヒロキ]
千葉大学大学院工学研究院建築学コース准教授。建築家、博士(工学)東京大学。1991年に東京電機大学大学院理工学研究科建設工学専攻修士課程修了後、栗生総合計画事務所で平等院宝物館などを担当。建築とランドスケープ(庭園)の融合した空間の実現をテーマに活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
86
日本庭園の特徴は、イスラム庭園やフランス式庭園と異なり、曲線を多用した自然風の庭園である。47都道府県の89庭園を網羅した本書は、各地を旅行する際に参考になる。座って楽しむ庭園は借景などで奥行きを持たせて斜面を使い立体的な空間を作る。歩いて楽しむ庭園は、池泉や橋、築山、植栽などで回遊式の大名庭園などが多い。日本庭園のルーツである奈良・平城京東院庭園や桂離宮のある京都の庭園は日本庭園文化のルーツであるが、平泉の毛越寺庭園のように地方にも平安時代の庭園が残されている場所もある。全国の庭園を旅した気分になれる。2024/09/22
nyaoko
61
47都道府県89庭園の見事な紹介。旦那に素通りされた足立美術館と仙巌園が悔しい…絶対1人で行ってやる…。この歳になってようやく庭園を愛でる楽しみに気づけたと思う。旅の計画の1つに入れたい場所が沢山発見出来た。2025/03/15
kaz
1
改訂対象となった「日本の美しい庭園図鑑」に六義園が加わっており、ちょっと満足。眺めていて楽しい。沿革や特徴等も簡潔に説明されている。行ったことがある庭園はイメージがさらに膨らむし、そうでないところは1度行ってみたいという気を起こさせる。サイズの関係で、写真が少し小さく見えるのが残念。図書館の内容紹介は『京都の天龍寺庭園、東京の小石川後楽園、石川の兼六園など、日本各地の80庭園を写真で紹介。日本庭園の歴史だけでなく、庭園空間そのものやデザインに着目し、庭園の見方や楽しみ方を説明する』。 2025/01/28
ヒトコ
1
全国を網羅する様に紹介されていることで、多くの知らなかった名庭園を知る事ができた。 当たり前の事だが、権力財力のあった所に庭園は造られた。そして力があった人の財力で残ってきたのだ。 地方に多くの大名庭園があいるのは、徳川の幕藩体制が長かったからなのだと改めて考えたりした。2024/11/04
newhavana
0
A5版ソフトカバー・オールカラー200ページ。2017年の””美しい日本の庭園図鑑”の増補再編集版。桂離宮・修学院離宮など最大メジャーは4ページ、準は2ページ、その他は1ページで紹介。掲載写真の解像度がとても低く、まるで昭和20年代の絵葉書のようで、眺めてあまり楽しくない。とりあえず各県一つは紹介したため、?と思う庭も掲載されている。説明活字が国語辞書より一回り大きいレベルで極めて小さく読みづらい。掲載地へのアクセス方法は記載有りだが、検索の時代を反映したからか、掲載庭園の住所はまったく未記載。2024/10/14
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