内容説明
人はなぜ祭りに熱狂するのか?祖霊神、来訪神、神話の神々、仏さま、外来の神…、誰をまつり、何を祈るかを知れば、より深く楽しめる。日本全国60超の祭りを季節別に、必須のアイテムである神輿、山車、獅子などとともに完全図解。
目次
序章 祭りの基本(祭りの歴史;神話と祭り ほか)
1章 年末~3月頃 年のはじめの祭り(年のはじめの祭り;甑島のトシドン(鹿児島) ほか)
2章 4~6月 春から夏への祭り(豊作を願う祭り(全国)
風流踊(全国) ほか)
3章 7~8月 夏と盆の祭り(夏と盆の祭り;祇園祭(京都) ほか)
4章 9~12月 秋から冬への祭り(秋から冬への祭り;十五夜豊年祭(沖縄 鹿児島) ほか)
著者等紹介
久保田裕道[クボタヒロミチ]
1966年千葉県生まれ。國學院大學大学院博士課程後期文学研究科修了。博士(文学)。國學院大學兼任講師、一般社団法人儀礼文化学会事務局長などを経て、現在は独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所無形文化遺産部に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maekoo
8
民俗学を齧って様々な地域の文化や風習を学んでいるとやはり「祭り」に行き着く。 最近は気候変動で薄れて来ているが、日本は四季折々の風情ある様々な行事や祭りが各地域で引き継がれている。 震災やコロナで痛手を受け、なりて不足や高齢化で縮小や廃絶した祭りも多い。 小生の地域も過去重たかった神輿が引き車に替わった! この本は解り易い図解で日本全国の失われつつある祭りも含め、謂れや伝承・内容・意味・行き方を紹介した優れもの! 被災地でも復活したり等、祭りの持つ明るさと病や禍に負けない根源的な力を感じる事の出来る良書!2024/08/01
takao
1
ふむ2024/09/28
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