出版社内容情報
オーストラリア北部特別地域・ノーザンテリトリーに生息する
野生ワニの貴重な姿を
現地唯一の日本人研究者が撮影・解説。
涙を流すワニ、海を渡るワニ、野生の大型白化個体、巨大ワニの喧嘩など
今まで見たことのない最新の知見を数多く収録。
■目次
序章
ワニ類系統樹マンダラ
古代から現代まで ワニ類の分類と進化
ワニ現生種全26種紹介
1章
イリエワニの一生
営巣 産卵 孵化 幼体 亜成体 成体[「飛行機ブーン」の謎、海にも進出、泥が好き、命をかけた喧嘩、共食い、ワニのロマンス、巨大ワニは伝説か] 老体
コラム:卵が孵るまで
2章
ワニの体の仕組み
顎 歯 喉と舌 鼻 目 耳 心臓 骨 鱗 保護色 白いワニ 前脚 後脚 総排出孔 尾
コラム:肺バイパスの仕組み
3章
共に生きるいきもの
ジョンストンワニ[営巣 幼体 亜成体 成体 老体] 生態系を脅かすいきもの[オオヒキガエル、メルテンスオオトカゲ、ハス、ムラサキスイレン] 川の下流のいきもの[オーストラリアウスイロイルカ] マングローブのいきもの[ドロガニ] 湿地帯のいきもの[シロハラウミワシ、セイタカコウ、フエナキトビ、オーストラリアペリカン、ナンヨウショウビン、ハシブトゴイ、トサカレンカク、アオバネワライカワセミ、オーストラリアヘビウ、カササギガン、オーストラリアオオノガン、オーストラリアヅル、セイケイ、カザリリュウキュウガモ、ムナジロサギ、チュウサギ、ダイサギ、スマトラサギ] 陸のいきもの[ブタ、スイギュウ、コブウシ、スナイロワラビー、ズグロニシキヘビ、クロオオコウモリ]川の上流のいきもの 人間とワニ
著者:福田雄介(ふくだ・ゆうすけ)
ノーザンテリトリー政府/国際自然保護連合(IUCN)ワニ専門家グループ
1980 年東京都生まれ。博士(オーストラリア国立大学・野生動物学)。国際自然保護連合・ワニ専門家グループ・オーストラリア及びオセアニア地区副代表。2007 年より野生のイリエワニとジョンストンワニの保護管理を専門とする研究職員として、オーストラリアのノーザンテリトリー政府に勤務。ノーザンテリトリーにおける両種の頭数モニタリング調査や保護管理計画の策定に従事しているほか、シンガポールと東ティモールでも現地の研究者らと協力してイリエワニの研究をしている。野生動物としてのワニと人間社会の共存を日々模索している。趣味はワニの撮影(本書の写真はすべて著者自身により撮影された)。
内容説明
涙を流すワニ、海を渡るワニ、野生の大型白化個体、巨大ワニの喧嘩などオーストラリアに生息する野生ワニの貴重な姿を現地唯一の日本人研究者が撮影・解説。
目次
1章 イリエワニの一生(営巣;産卵;孵化 ほか)
2章 ワニの体の仕組み(顎;歯;喉と舌 ほか)
3章 共に生きるいきもの(ジョンストンワニ;生態系を脅かすいきもの;川の下流のいきもの ほか)
著者等紹介
福田雄介[フクダユウスケ]
ノーザンテリトリー政府/国際自然保護連合(IUCN)ワニ専門家グループ。1980年東京都生まれ。博士(オーストラリア国立大学・野生動物学)。国際自然保護連合・ワニ専門家グループ・オーストラリア及びオセアニア地区副代表。2007年より野生のイリエワニとジョンストンワニの保護管理を専門とする研究職員として、オーストラリアのノーザンテリトリー政府に勤務。ノーザンテリトリーにおける両種の頭数モニタリング調査や保護管理計画の策定に従事しているほか、シンガポールと東ティモールでも現地の研究者らと協力してイリエワニの研究をしている。野生動物としてのワニと人間社会の共存を日々模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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