英国の幽霊城ミステリー

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英国の幽霊城ミステリー

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784767831367
  • NDC分類 523.33
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今なお 城をさ迷う幽霊たちの物語の中に、
英国の歴史を読み解く鍵がある

英国においては、言ってみれば先住者である幽霊たちを追い出すという発想は一般的ではないようだ。日本のように、視たら祟られる、呪われる、というような話はほとんどなく、英国の幽霊はほとんどの場合、ただそこにいるだけだ。悪さをするわけでもないなら共存しよう、というのが英国人の考えらしい。むしろ、歴史を体現する存在である幽霊に親しみを感じ、価値を見出す向きすらある。(中略)
幽霊を恐れながらも尊重しようという英国人の姿勢からは、幽霊は歴史的事実に基づく存在であり、民衆の共感、同情、尊敬の念によってこの世にとどめられているものであるとする、彼らの幽霊に対する意識が見てとれる。
――「CASE1 ウィンザー城と25人の幽霊」より抜粋

幽霊は英国の歴史を背負って現れる。

ハットフィールド・ハウスではエリザベス1世が少女の姿で現れる。
彼女が25歳で英国女王に即位する前の日々を過ごした、穏やかな記憶が残る場所だからだ。
エリザベス1世の母アン・ブーリンは、ロンドン塔を首のない姿で徘徊する。
ヘンリー8世がアンと離婚したいがために、彼女に姦淫罪を着せてロンドン塔で斬首したのだ。
男児欲しさに六回結婚し、妻を二度処刑したヘンリー8世は、埋葬されたウィンザー城内で足を引きずりながら歩き回っている。
晩年の彼は足の腫瘍に苦しみ、肥満した身体を引きずって移動したのだ。

幽霊を恐れず、追い出さず、寄り添う民衆の意識が彼らを城にとどめている。
幽霊を幽霊たらしめている背景をひも解くことで、英国の歴史が見えてくる。

ロンドン生まれの小説家・織守きょうや氏が英国の幽霊と城にまつわる歴史と、そこに隠された秘密を紐解いていく。
数多の英国の住宅を訪問し、その魅力を描いてきた山田佳世子氏がイラストで幽霊城を物語る。
英国の歴史の扉を開ける鍵となる一冊。

建築史家の中島智章氏による幽霊城の解説つき。

内容説明

ハットフィールド・ハウスでは、エリザベス1世が少女の姿で現れる。ロンドン塔では、処刑されたアン・ブーリンが首のない姿で徘徊する。今なお城をさ迷う幽霊たちの物語の中に、英国の歴史を読み解く鍵がある。

目次

ウィンザー城と25人の幽霊
キンボルトン城とキャサリン・オブ・アラゴン
ロンドン塔に囚われたものたち
愛憎劇の舞台ハンプトン・コート宮殿
女王の少女時代とハットフィールド・ハウス
スコットランド女王メアリーの足跡をたどる
惨劇の舞台ホリールードハウス宮殿
伝説と秘宝の宝庫グラームス城
幽霊の町エディンバラとエディンバラ城
列聖された王と英国一悪名高い王の伝説
人気観光スポットの血塗れの歴史
昼夜問わずゴーストに会える廃城ベリー・ポメロイ城
現役の宮殿に住むゴーストたち

著者等紹介

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年ロンドン生まれ。2013年『霊感検定』(講談社)でデビュー。2015年『記憶屋』(KADOKAWA)で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。『花束は毒』(文藝春秋)で第5回未来屋小説大賞を受賞

山田佳世子[ヤマダカヨコ]
甲南女子大学文学部英米文学科卒業後、住環境福祉コーディネーターとして住宅改修に携わる。その後、町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー卒業、輸入住宅に従事する工務店で設計プランナーとして経験を積み、二級建築士取得。現在はフリーの住宅設計プランナーとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

130
英国の邸宅建築は結構好きで写真集も持っているが、屋敷と幽霊譚に絞った本は初めて。日本では城館に取り憑いた怨霊はいつまでも祟るものだが、英国では出るだけで悪さはせず今も人が住む館に同居するのが珍しくないとは。しかも原因となった事件は、妻の目前で夫を殺したり捕虜を地下牢で餓死させるなど、洒落にならない残酷な事例が多いのに。これだけの違うのは国民性の差異もあろうが、むしろ築数百年も珍しくない館に住み続けるなら「幽霊のひとつやふたつ居て当然」と達観しているのか。M・R・ジェイムズの怪談が生まれた根源を見たようだ。2023/08/05

ままこ

83
惨劇と愛憎渦巻く舞台となった実在する幽霊城。ヘンリー8世を取り巻く王妃たちの処刑は理不尽さが目立つ。数奇な運命を辿った人たちの背景を、城を通して紐解いていく英国王朝ミステリー。幽霊を恐れながも尊重し共存している英国人の姿勢と歴史が見て取れる。建物雑誌に連載されたエッセイ形式の作品。山田佳世子さんの雰囲気ある美しいイラストが素敵。2023/10/31

TATA

52
暑い毎日なのでこういった本を読んでみる。バッキンガム宮殿、ウィンザー城にエジンバラ城、どこのお城も牢獄とか処刑場とか血生臭い歴史があって、そりゃ幽霊の一人や二人出てくるでしょということ。あとはゴシップ好きな人達だもの、きっと愛すべき幽霊さん達なんでしょう。私も行ったところがいくつか。そういえばあの時肩を触られたような気がしたり、シャッターが切れなかったりしたような、なーんて。うん、英国のステキなガイドブックです。あと、ヘンリー8世とアン・ブーリンはこの世界でのチャンピオンなんですねー。2023/07/26

Nyah

50
ロンドン生まれの織守きょうや氏が英国の幽霊と城にまつわる歴史と、そこに隠された秘密を紐解く。山田佳世子氏のイラストが美しい。城ツアーで観光客が声を聞いたり、姿を見たりする事もあるらしい。各城の見取り図と目撃される幽霊の位置が描いてある。/CASE1 ウィンザー城と25人の幽霊、CASE2キンボルトン城とキャサリン・オブ・アラゴン、CASE3ロンドン塔に囚われたものたち、CASE4愛憎劇の舞台ハンプトン・コート宮殿〜CASE13現役の宮殿に住むゴーストたち+ラドロー城、バルモラル城。/知らない🏰に沢山👻2023/09/06

Nat

42
図書館本。ずっとローマ帝国に浸っていたので、ちょっと気分を変えてイギリスへ。英国のお城はどこもかしこも幽霊だらけ。ロイヤルファミリーも幽霊たちと一緒に過ごしているらしい。でも誰も気にしていなそうなのは、そういうお国柄?日本ならお祓いとかしそうだけど。2024/03/05

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