出版社内容情報
建築模型は、平面図、屋根伏図、立面図などの図面をスチレンボードに貼り、必要な部分を切り取って組み立てます。図面にないパーツがあった場合は、模型を実測して追加でつくる必要があります。このため、模型を制作する作業は非常に手間と時間がかかり、無駄な材料も発生しがちです。
しかし、作図した図面をCADで加工し、模型に必要な「型紙」をつくっておけば、「早く・正確に・無駄なく」模型を制作することができます。
本書はJw_cadで作成した平面図や立面図などの図面データから、建築模型の型紙をつくる方法を解説した本です。工業高校や専門学校で数々のコンペ入賞者を指導してきた著者が、図面から型紙を起こす方法をレクチャします。
※本書はJw_cadの基本操作ができる方を対象にしています。Jw_cadの基本操作は市販の解説書などで習得してください。
■目次
1章 模型制作の準備
2章 [初級編]木造平家建住宅(縮尺1/100)の模型をつくる
3章 [初級編]RC造2階建事務所(縮尺1/100)の模型をつくる
4章 [中級編]木造2階建住宅(縮尺1/50)の模型をつくる
目次
1章 模型制作の準備(建築模型について;本書で制作する模型 ほか)
2章 「初級編」木造平家建住宅(縮尺1/100)の模型をつくる(配置図兼平面図を使用して敷地と床の型紙用図面を作図;立面図・断面図・平面図を使用して壁の型紙用図面を作図 ほか)
3章 「初級編」RC造2階建事務所(縮尺1/100)の模型をつくる(配置図兼1階平面図と2階平面図を使用して敷地と床の型紙を作図;立面図・断面図・平面図を使用して壁の型紙を作図 ほか)
4章 「中級編」木造2階建住宅(縮尺1/50)の模型をつくる(配置図兼1階平面図と2階平面図を使用して敷地と床の型紙を作図;立面図・断面図・平面図を使用して壁の型紙を作図 ほか)
著者等紹介
櫻井良明[サクライヨシアキ]
一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士。1963年、大阪府生まれ。1986年、福井大学工学部建設工学科卒業。設計事務所、ゼネコン勤務、山梨県立甲府工業高等学校建築科教諭、日本工学院八王子専門学校建築学科・建築設計科教員などを経て、現在、山梨県立甲府工業高等学校専攻科建築科教諭。長年にわたりJw_cadによる建築製図指導を続けていて、全国のさまざまな建築設計コンペなどで指導した生徒を多数入選に導いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。