出版社内容情報
門下から優秀な住宅設計者を輩出している「伊礼智の住宅デザイン学校」。そこでは住宅設計で実績を重ねた人気建築家が講師として、現役の実務者たちに設計手法を教えています。本書は、その講義録。伊礼氏ほか講師陣総勢10名が、キーワードごとに設計の極意を伝えます。
どうしたら設計が上達するのか?悩んでいるあなた。もっと設計が上手くなりたい!と思っている若手も、設計がマンネリ化している…悩めるベテラン設計者も、10人の建築家が惜しみなく公開する「設計の上達法」に触れれば、きっと答えが見つかります。
伊礼智の住宅デザイン学校が体験できる1冊。住宅実務者は必読です。
内容説明
人気講師の珠玉の紙上講義。十人十色の住宅論。住宅設計が上手くなりたい…悩める設計者は必読の一冊!
目次
1 設計の手順―かたちから考える(飯塚豊)
2 敷地を読む―余白から考える(丸山弾)
3 住宅の骨格―外側と骨格を手がかりにして(佐藤重徳)
4 内外の関係―建築と庭をセットで考える(荻野寿也)
5 性能と意匠―見えないものをデザインする(伊礼智)
6 プレゼンテーション―伝わる住宅のつくりかた(関本竜太)
7 スケール感覚―身体のスケールから考える(八島正年)
8 リノベーション―マンションを終の住処にする(小谷和也)
9 建築と家具―家具であり建築であるものを考える(小泉誠)
10 空間づくり―空間の質を高めるために(若原一貴)
著者等紹介
伊礼智[イレイサトシ]
1959年沖縄県生まれ。’82年琉球大学理工学部建設工学科卒業、’85年東京藝術大学大学院美術学部建築科修了後、丸谷博男+エーアンドエーに入所。’96年に伊礼智設計室を開設。2012年から住宅デザイン学校で実務者向けに設計講義を行う
飯塚豊[イイズカユタカ]
1966年東京都生まれ。’90年早稲田大学理工学部建築学科卒業。’90~2003年大高建築設計事務所、’04年アイプラスアイ設計事務所を設立。’11年より法政大学デザイン工学部兼任講師。’18年第4回日本エコハウス大賞・大賞受賞
丸山弾[マルヤマダン]
1975年東京都生まれ。’98年成蹊大学経済学部卒業後、ヨーロッパ・アジアなどを旅する。ロンドン滞在中、エーリック・グンナール・アスブルンドの「森の墓地」を知り、ランドスケープや建築に関心を抱き帰国。2003年堀部安嗣建築設計事務所入所。’07年丸山弾建築設計事務所設立。同年より、京都芸術大学通信制大学院非常勤講師
佐藤重徳[サトウシゲノリ]
1960年東京都生まれ。’83年東京電機大学工学部建築学科卒業、在学中山岳部に所属。開建築設計入所。’89年に退所し、アジア、ヨーロッパ、アフリカを回る。’91年レミングハウス(中村好文主宰)に入所。’97年独立し、佐藤重徳建築設計事務所設立。住宅を中心に、年間約3棟のペースで設計を手がける
荻野寿也[オギノトシヤ]
1960年大阪府生まれ。’99年自宅アトリエが第10回みどりの景観賞(大阪施設緑化賞)を受賞。以降、独学で造園を学ぶ。2006年設計部門として荻野寿也景観設計を設立。原風景の再生をテーマに造園設計・施工を手掛ける。’12年より住宅デザイン学校の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kaz