出版社内容情報
5人に1人が認知症になる時代の必読書?「もしも自分や親が認知症になったら…」症状を理解して正しく向き合うためのコツ。本人も家族も疲れて悩むことの多い認知症…認知症の人の考えやできなくなることを知れば本人も家族も気持ちがラクになります。●「食事をしたことを忘れる」「若いころの自分に戻る」「徘徊する」「1日中ボーッとしている」など認知症によくみられる症状は理由を知れば当人の気持ちと対処法がわかる●認知症の人には「現実」がどう見えているのかを解説●運動は「歩くだけ」で十分効果がある●認知症の一番の恐怖は「私が私でなくなる」感覚●家族が認知症になっても絶望しない。理解して正しい対応をすれば認知症が改善することもある●認知症改善のために今すぐできるのは「水分をとる」こと
内容説明
8割の症状に効果的!悩まず、苦しまず、疲れず、家でできて、家族もしあわせになれる。
目次
第1章 人はなぜ認知症になるのか?―第1部 まとまりと一体感 認知症の心の中をのぞいてみる(認知症の人には現実がこう見えている―症状と訴えから心の中を読み解く;目の前の物が何だかわからなくなる―物を見るためには言葉が必要 ほか)
第2章 人はなぜ認知症になるのか?―第2部 時間と言葉 認知症になっても知性は失われない(今までできていたことができなくなる―認知症の3つの時間の障害;ものを忘れるとはどういうことか―認知症の人の苦しみを理解するには ほか)
第3章 クスリなしで認知症は治せる(認知症が治る病気であることは実証済み―異常な行動の意味を理解すれば改善できる;おもな4つの認知症は何が違うのか?―複数のタイプが混在していることも ほか)
第4章 認知症の8割が治る症状別ケア(認知症を治す3つのステップ―タイプ別ケアでほとんどの症状は消失;認知症6つのタイプ1 身体不調型 夕方になると興奮して困っているなら―1500ccの水分補給で症状が改善 ほか)
第5章 認知症ゼロのグループホームを目指して(認知症を治すための理論と方法―スタッフ教育から始める;8割の認知症が治った―症状が消失、もしくはほぼ消失 ほか)
著者等紹介
竹内孝仁[タケウチタカヒト]
1941年東京都生まれ。日本医科大学卒業後、東京医科歯科大学助教授、日本医科大学教授を経て、2004年より国際医療福祉大学大学院教授。1973年から特別養護老人ホームにかかわり、おむつはずし運動などを展開。80年代から在宅高齢者のケア全般にかかわる。日本ケアマネジメント学会理事、パワーリハビリテーション研究会会長など多数の委員等を歴任。2021年、同大学を退官。現在は一般社団法人日本自立支援介護・パワーリハ学会会長として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。