出版社内容情報
伝説の児童書『はれときどきぶた』の作者が、楽しいイラストで仏教の教えやお経についてやさしく解説。読むと気持ちが軽くなる、仏教初心者におすすめの1冊!やさしい文章で<仏教>とは何かを教えてくれる本です。諸行無常って、四苦八苦って一体どういうこと?なむあみだぶつってなに??・・・知っているようで知らない<仏教>のことがまるわかり!児童書の作者ならではの、絵本のようなお話も入っていて、とっても読みやすい!!
内容説明
読めば心が楽になる!誰にでもやさしく楽しい仏教入門の決定版!
目次
仏教は仏さまの教えです
仏教はよく生きるためにある
仏教ってどんなもの?
仏教は抜苦与楽の法
なる仏教する仏教
中道
法句経
うらみ心をなくすには
お経
仏教はバカになってこそ〔ほか〕
著者等紹介
矢玉四郎[ヤダマシロウ]
1944年、大分県別府市生まれ。作家。画家。日本児童出版美術家連盟・日本文藝家協会会員。中国など海外でもベストセラーとなった名作童話、『はれときどきぶた』シリーズ(岩崎書店)の作者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すうさん
5
著者の矢玉史郎さんは児童文学作家なので本当は難しい仏教のことをとても分かりやすく書いている。でもこの本は仏教本ではないかもしれない。大人が子供に基本的な生き方を教えるのによいと思う。実践することはすなわち「する仏教」である。抜苦与楽のために宗教が必要なのだが、在野の私たちはお坊さんのように苦行をする必要はない。誰でもできる簡単でなこと(実は大事なこと)を失敗や反省しながら続ける。知的好奇心に任せて難しい本を読了するよりも、最近はこのような本を何度も読み返す方が大事だと思えるようになってきた。2022/04/05
Yoshihiko
2
こんな仏教書が読みたかった。とてもわかりやすい。ちょっと実践してみようと思います。2019/07/03
LaVieHeart
1
仏教って色々あるし複雑でよく分からない。。。とずっと思っていたのですが、この本は、仏教は人生を生きやすくする為の教えなのだという仏教の本質を、お釈迦様の様々な言葉から丁寧に紐解いていて分かりやすかったです。 〈諸法無我〉自分は自分だけであるのではなくて、他人とのつながり、縁によって自分がある、だからこそ自分を大事にしなさいということなのです。 本来の仏教の考え方がもっと広まれば、もっとみんなが生きやすい世の中になるんだろうなと思いました。2024/04/01