出版社内容情報
世界的な有名シェフへのインタビューを軸に、家庭の味とそれにまつわる思い出、家庭料理の文化を語る。 著者自身による簡単なレシピも多数掲載し、なんともお腹があたたかくなる料理エッセイ。卵・パスタ・豆・じゃがいも・ヨーグルト・ハーブ……ベイクドポテトやビーツカレーなどなど、簡単な料理レシピも充実してます。
内容説明
世界的ベストセラー『食べる世界地図』の著者が、出身国や背景もさまざまな食の世界の有名人へのインタビューを軸に、家庭料理についてつづる。著者自身の「マンマの味」への思いやレシピもふんだんに盛り込まれた、味わい深いエッセイ。
目次
伝統
即興
自然
バランス
ウーマン
肉を食べるということ
執着心
いっしょに食べる
著者等紹介
ホランド,ミーナ[ホランド,ミーナ] [Holland,Mina]
『ガーディアン・クック』(英ガーディアン紙の別冊)の編集者、フード・ライター。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
26
夫が私のために借りてきた本。料理は愛。その精神がたっぷりと詰め込まれた本です。私はパスタの話にうっとり。食べ物を共有できる愛…うらやましいなあ。私は一方的な供給者なので。あ、美味しい原材料(魚のみ)の供給者は夫か。2018/04/02
くさてる
15
アリス・ウォーターズにジェイミー・オリヴァーなどなど有名シェフへのインタビューを中心に、著者自身の背景も踏まえたうえでの「ママの味」いわゆるほっとするような優しい、家庭の馴染みの味の料理について語った本。材料こそ聞きなれないものも多いけど、レシピ自体はごく単純で、ありあわせの物で出来るようなものも多い。食べることへのこだわりは細部にまで行き届いているけれど、それはけして気取ったものでも厳しいものでもない。料理を扱った読み物として楽しく読みました。2018/05/05