30年にわたる観察で明らかにされたオオカミたちの本当の生活―パイプストーン一家の興亡

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30年にわたる観察で明らかにされたオオカミたちの本当の生活―パイプストーン一家の興亡

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  • サイズ B5判/ページ数 211p/高さ 19X26cm
  • 商品コード 9784767823683
  • NDC分類 489.56
  • Cコード C0040

出版社内容情報

2008年から2009年の冬、カナダ・バンフ国立公園のボウ渓谷に、それまでパイプストーン渓谷を縄張りとしていたオオカミ一家が突如として現れた。そして、1年のうちにほかのオオカミを一掃し、その後5年にわたり、渓谷での覇権を握り続けた・・・。臨場感あふれる写真と、従来のオオカミにまつわる概念をくつがす、最新の知見が満載です!

内容説明

カナディアン・ロッキーに現れた、あるオオカミ一家の盛衰を追った貴重な記録。臨場感あふれる写真とともに、「アルファ雄」「序列」「パック」といった従来のオオカミにまつわる概念を覆す、最新の知見を盛り込んだ一冊。

目次

1 カナディアン・ロッキーにおけるシンリンオオカミ観察にまつわるQ&A
2 パイプストーン一家の勃興
3 パイプストーン一家の最盛期
4 パイプストーン一家の没落
5 オオカミたちの行く末

著者等紹介

ブロッホ,ギュンター[ブロッホ,ギュンター] [Bloch,Gunther]
ポーランド、スロバキア、スペイン、イタリア、北アメリカで長年にわたり野生オオカミの観察を続け、オオカミとイヌの行動について6冊の著書がある。1977年、ドイツにイヌ科動物行動研究センターを設立。1999年にはイヌ科動物国際シンポジウムを発足させた。1992年から2003年にはパークス・カナダのもと、バンフ国立公園のボウ渓谷でオオカミの行動を研究。その後独立し、2003年から2014年まで独自に観察を続けた

マリオット,ジョン・E.[マリオット,ジョンE.] [Marriott,John E.]
カナダの第一線で活躍する野生動物写真家

喜多直子[キタナオコ]
訳書に『サファリ』『ふしぎの国のアリス』(大日本絵画)などがある

今泉忠明[イマイズミタダアキ]
国立科学博物館で哺乳類の分類と生態を研究。文部省(現文部科学省)の国際生物計画調査、日本列島総合調査、環境庁(現環境省)のイリオモテヤマネコ生態調査などに参加した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

28
#説明歌 行動学生態学は観察の記録蓄積写真分析2018/01/31

ワッピー

23
カナダの国立公園内で観察されたオオカミのパックの観察記録。写真も多数あり、これを見るだけでも大満足です。この本の特筆すべきは、これまでの飼育下の観察例で得られたオオカミのアルファリーダー以下、厳密な序列があるという定説に対し、外向タイプAと内向タイプBという生物学的には広く知られた概念を持って観察を行い、自然環境下においては必ずしもリーダーのみが意思決定をするわけではないことや、ワタリガラスとの連携行動に言及している点です。(続きます)2018/11/22

ケニオミ

14
カナディアン・ロッキーにおける、あるオオカミ一家の興亡記(ノンフィクション)です。高速道路と鉄道が走る場所であるにもかかわらず、生活の場として定着したオオカミ一家。定着した理由の一つは、高速道路と鉄道での事故により食料となる動物の肉が手軽に手に入ることだった。しかし、オオカミの存在を宣伝することで、観光産業を盛り上げようとした国立公園の思惑などのせいで、観光客によりオオカミの捕食行動が制限されただけではなく、交通事故による死亡も多発し、一家は消滅してしまう。素晴らしい写真ですが、悲しい現実に涙しました。2017/12/02

ろびん

6
表紙に惹かれて。とにかく写真が良かった。2018/07/26

Sunekosuring

3
狼の実地観察をもとに野生の狼が多様なリーダーシップを備え感情を持ち遊びを通じて情緒を成長させるという仮説を提示する。アルファ雄が絶対ではなく周辺環境となわばりによって先導者は変わり雌が先に行動を起こすことも多い。個体の性格によって群れのあり方も変わる。家族が怪我をすれば世話を欠かさず、惚れた雌が死ねば3日にわたり遠吠えで悲しみを表現する。カラスを相棒にし共生関係を作り、狩り以外でもネズミを捕っては離し戯れる。狼生の豊かさを知ればしるほどそれを理解しない人が住処を荒らすことへの憤りを筆者と共有できる。2021/01/22

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