出版社内容情報
海の生き物を1~10の数字になぞらえたユニークなイラストの絵本。絵本の中で扱う海の生き物たちはみな、絶滅種、絶滅危惧種であり、テキストでは海の生物たちの深刻な状況も説明している。イラストを楽しみながら、海の生物の生態や現状も知ることができる、学べる絵本です。
内容説明
心臓だけで195キログラムあるいきもの、体の一部が光るいきもの、半分寝て半分起きるいきもの…海の中は不思議なことだらけです。海のいきものたちを1から10の数字に見立てたイラストを楽しみながら、いきものたちの不思議な生態、いきものたちが暮らす海の現状を知ることができる絵本。さあ、数を数えながら、広い海を冒険しましょう!
著者等紹介
マクリマン,デビッド[マクリマン,デビッド] [McLimans,David]
第1作Gone Wild:An Endangered Animal Alphabetはコルデコット・オナー賞と、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞。作品はニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、ハーパーズ・マガジン誌、タイム誌に掲載され、数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
14
海って素晴らしいと思う。ただ数十年後には壊滅的だけど。どうしたらいいんだろうね。エゴとの闘い。私との闘いすら負けているのに海の保護なんてできるのかな。できなかったらどうなるのかの予測はあるけど、できたってね。現状維持って何だろうね。生命維持装置と同じだよね。いつかは死ぬのだ。それが早いか遅いかの違いだけ。みんなそれぞれ意見が違うからね。困ったものだ。私は傍観するのだろう。そして荒れ果てた世界を前に絶望するのだ。2017/10/15
river1031
1
デザインが美しい本。 生き物の減少は問題が一つではない。 温暖化、乱獲、プラスチックゴミ、人間が考えないといけないことはたくさんある。少子化など、若い世代は課題がいっぱいなので、これ以上若い世代へ問題を先送りしてはいけないと感じた。2020/02/01