出版社内容情報
自分は那須与一の生まれ変わりだと主張する馬喰が登場。「妻はくノ一」の作者による、「望月竜之進」シリーズ第三弾。
内容説明
両国橋に刀を奪う狐が出る。―剣術、三社流の師範・望月竜之進は、亡き父に縁のある江戸の道場主から師範代を頼まれる。しばらくすると、弟子の間に不穏な噂が出回るようになった。そして、竜之進の亡き父が絡む忌わしき過去までが浮かび上がってきた…。シリーズ第三弾の今巻は、弱き者たちを苦しめる「卑劣な悪」に、竜之進が奇想天外な手段で立ち向かう!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒。’92年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞しデビュー。2015年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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