出版社内容情報
造園を通し「暮らしの楽しみ方」を提案する造園家・荻野寿也。彼の手にかかれば、どんな住宅も美しい佇まいになると、建築家やデザイナーから依頼が絶えない。また、彼が仕立てる庭は、自然と人が集まり、会話や食事を楽しむ場にしてしまう力があり、ハウスメーカーや住宅会社からもひっぱりだこ。本書はそんな荻野の初の著書。従来の造園計画や植物図鑑、外構設計の解説本とは異なり、緑にまつわる〝美しい住まい″〝豊かな暮らし″を実現する住宅設計の手法を、豊富な写真とイラストで伝えていく。
目次
1 美しい佇まいをつくる緑の作法
2 緑を楽しむ住まいのプラン
3 庭で過ごすアウトドアリビング
4 庭をしつらえる演出とディテール
5 庭づくりとお手入れ・メンテナンス
巻末 美しい住まいの植物図鑑140
著者等紹介
荻野寿也[オギノトシヤ]
1960年大阪府生まれ。1999年自宅アトリエが、第10回みどりの景観賞(大阪施設緑化賞)を受賞。以降、独学で造園を学ぶ。2006年設計部門として荻野寿也景観設計を設立。原風景再生をテーマに造園設計・施工を手がける。2015年三井ガーデンホテル京都新町別邸が、第25回日本建築美術工芸協会賞(AACA賞)優秀賞共同受賞。2012年より伊礼智の住宅デザイン学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ほなみ
3
将来はこんな家を建てたいなぁ‥の想像が膨らみます。見ているだけで楽しい。緑と庭から家造りにアプローチするという考え方は斬新でした。2024/01/31
ponnnakano
3
たとえ一本ずつでも木を植える家が増えていけば、いずれこういう佇まいの家が増えて街並みが良くなる、と思って前進していくしかない。家の近くに植える、っていい。2020/05/07
てふてふ
2
すごい。オシャレすぎる。ときめく。まずこれだけかけるお金もないし、この本を参考にするセンスもないし、これらの家をプレゼントされたところで維持できる気もしない。笑 でもそれでも憧れちゃう美しさ…‼︎2024/06/16
ゲンキ
2
この本を読んで、アオダモの幹の美しさに一目惚れ??。私の庭にも早速6メートルのアオダモの株立ちを植えました‼️もうすぐ春です。アオダモの春の芽立ちが楽しみです。2018/03/18
uki
1
家を立てる前に読むべき、ハイパーオサレ庭の本。家の一角を吹き抜け庭にしたり、一面ガラス張りの窓から見た景色としての庭実例が多くて憧れる。暮らしながら緑とともにある生活っていいよね。巻末の樹木&草本図鑑もわりと役に立つ。2024/08/11