目次
神田区(旧万世橋駅高架;万世橋 ほか)
日本橋区(丸石ビル;山梨中央銀行東京支店 ほか)
京橋区(京橋富士ビル;京橋 ほか)
麹町区(東京駅と丸の内側駅前;明治生命館 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
62
東京旧市街の建物のモノクロ写真集で、大判で大きく掲載されているので見ごたえがある。適当に手に取ったのだが、次回の建築ツアーで行く森岡書店の店主さんによる写真&キャプションだったと気づく。(どおりでレイアウト、写真、キャプション共に趣味がいいはずだ!)2020/02/23
はちてん
34
大型本、写真集。全てモノクローム作品。無意識に目にしていたビルから写真家の目を通過するとモダニズムが湧き上がる。眺めていて楽しいし、街を見る目が変わるかもしれない写真集。2016/03/15
わんつーろっく
15
東京旧市街地という耳慣れない言葉は、鉄とコンクリートでできた近代建築が今も残る場所。たとえば旧神田区、日本橋区や京橋区、母が生まれた麹町区など。新旧ビルウォッチングが好きな私は、昭和初期に建てられ、当時の喧騒が聞こえてくるような佇まいに惹かれてよく散策する。奥野ビルが映画ノルウェイの森のロケ地になっていたとは知らなかった。眺めているだけでもわくわくするが、専門的な説明を聞きながら歩いたら、もっと深まるんだろうなぁ。ジョサイア・コンドルしか知らないんじゃなぁ。2022/10/28
ぴょこたん
11
読メさんの影響本。タイトルがかっこいい!著者はかつて昭和22年以前に実在した旧日本橋区・旧京橋区・旧神田区を「旧市街地」と定め、明治以降に近代化への変遷の中で建てられた建築物を取り上げている。先日行った「明治生命館」や「交詢社ビル」や「電通ビル」、浪人生のときに通った「研数学館」など、記憶にあるものが多く載っているのが、えもいわれぬ嬉しさにつながる。東京駅ができる以前、日本鉄道の中心は万世橋駅だったそうだ。だから以前交通博物館もあったのね、納得。今度お茶の水駅近辺も含め歩きたい。所有したいが高い…。2016/06/06
Gen Kato
2
旧東京の建築物のモダンさにうっとり。2015/08/24
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- 和書
- 知的所有権 中公文庫