内容説明
美しい自然の風景に、美しい鳥たちに、心癒やされる。
目次
絶景の白鳥
絶景のフラミンゴ
絶景のフクロウ
絶景の湖
絶景の密林
絶景の滝
絶景の森
絶景の山
絶景の大地
絶景の砂漠
絶景の大海原
絶景の断崖
絶景の氷の国
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
65
ささくれだった氷柱の大地、刻一刻と模様を描く風紋、空を映す巨大な水面のスクリーン。鳥たちの眼に絶景は、どのようにして映っているのだろう。二本の腕を両翼にし、眼を閉じてみる。岩場の飛び込み台を蹴って空へ。気流を手懐けながら瀑布の虹のアーチをくぐり、菜の花畑を爪先で空中スキップ。目移りするほどの絶景が、地球には点在するんだ。鳥の飛翔は束の間の「生」を実感する手段なのかなと、思い馳せた写真集でした。追記 登場する鳥の種類は多くありません。2015/05/06
九月猫
48
表紙のメンフクロウの可愛さに衝動的に手にした一冊。期待通り、フクロウのページはどの写真も素敵。イギリスの森のお花畑のコミミ、インドのお寺のインドコキンメフクロウがお気に入り。白鳥とフラミンゴのページも好き。印象深いのはナミブ砂漠のアオサギ。残念な点は偏りがあるところ。白鳥ページは18点の写真のうち14点がコブハクチョウ。コハクチョウももっと見たいよぅ。加工し過ぎはご愛敬と思えるけれど、いくらなんでもこれは……っ!な合成感丸出しの写真が数点あるのも残念。と文句を言いながらも、鳥好きなので堪能しました(笑)2015/10/02
morinokazedayori
37
★★★★★息を飲むような美しい水面や夕日に映える鳥たち、砂漠や南極など過酷な環境で凛と佇む鳥たち、山や海で群れをなし躍動感溢れる姿を見せる鳥たち。素晴らしい写真ばかりで、時の経つのを忘れて見入ってしまった。地球って、命ってすごい、と思った。各写真に添えられた解説も、簡潔ながら選び抜かれた言葉が散りばめられている。とてもよかった。2016/06/24
瑪瑙(サードニックス)
22
美しい自然とそこに生きる鳥たちの写真。印象に残ったのは、ナミブ砂漠の日向と日陰の境目にたった一羽で立っているアオサギの姿。たった一羽で寂しくないのだろうか?なぜ一羽でいるのだろう?ととても気になった。広大な砂漠の中でポツネンと立つその姿には孤独と共に何か誇りのようなものも感じられた。2015/06/20
しゅー
4
どの写真も素敵で、解説も良かった。 綺麗でとても癒されます!!2016/10/07