内容説明
息をのむような写真と、最新データで真の生態に迫るペンギン図鑑の決定版！
目次
１ 二つの世界のあいだに（ペンギンの生活史）
２ 最新科学と保全活動（ペンギンと人間―過去を振り返って；化石ペンギンたちの行進；ペンギンはどうやって食料を蓄えるのか―抗菌分子の発見 ほか）
３ それぞれのペンギンの物語―最新ペンギン・データ（世界のペンギン１８種；驚くべきペンギンの事実；ペンギンの分布と生息状況 ほか）
著者等紹介
ド・ロイ，テュイ［ドロイ，テュイ］ ［ｄｅ Ｒｏｙ，Ｔｕｉ］
ガラパゴス島生まれの自然写真家、ライター。ニュージーランド在住
ジョーンズ，マーク［ジョーンズ，マーク］ ［Ｊｏｎｅｓ，Ｍａｒｋ］
ライター、写真家
コーンスウェイト，ジュリー［コーンスウェイト，ジュリー］ ［Ｃｏｒｎｔｈｗａｉｔｅ，Ｊｕｌｉｅ］
写真家
上田一生［ウエダカズオキ］
１９５４年、東京都生まれ。國學院大学文学部史学科卒業、ペンギン会議研究員、目黒学院高等学校教諭。１９７０年以降ペンギンに関する研究を開始、１９８７年からペンギンの保全・救護活動を本格的に始める。１９８８年、「第１回国際ペンギン会議」に唯一のアジア人として参加、内外十数カ所の動物園・水族館のペンギン展示施設の監修を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
86
ペンギンに関する【パーフェクトガイド】と言って過言ではないと思います。僕も何冊か《ペンギン本》を所有しているのですが、海外の本って、ペンギンの鳥としての特異性とか、過酷な自然環境で暮らす生態とかに焦点を当てているものが多いようです。この本は第一線の研究者が顔写真入りで最新の研究成果を紹介していたり(これは画期的なことらしい)資料としても圧巻のボリュームですが、写真が美しく愛らしい♪ 日本人にとってペンギンは、何より可愛い生き物だと思うので、その点でも《決定版》だと思います。2015/08/23
けん
30
図書館の写真集の特設コーナーで一際目を引いたので借りてみましたが、かなり深く掘り下げられたまさに"図鑑"でした。写真を眺めるだけで癒されますが、読み物としても十分な読み応えがありそうなので、時間のあるときに借り直して読みたいと思います。2015/10/11
ちか
28
ひそかにお風呂場でペンギンを飼いたいなーと思っているほどペンギン好き。研究者の研究成果を惜しみなく公開。読み応えあり。ペンギンの生態を写した写真が多く、ただ美しいだけではない。2015/01/09
ゲオルギオ・ハーン
26
学術的な要素を入れることでただの写真集ではなく、ペンギン専門書としても素晴らしい出来になった一冊。エンペラーやキング以外もカバーしており世界にいる１８種のペンギンについてちゃんと説明と写真を用意している。写真については研究者と協力することでプロのカメラマンよりも近い距離で撮影したものやいろいろな撮り方をしていて面白い。また、生態についても細かいデータや研究者たちが研究概要を書かれているので動物研究の手法についても読めたのでとても面白かった。これで動物園に行った時も別の楽しみ方が出来そうです。2021/01/07
魚京童！
23
ちゃんとした図鑑だった。2015/01/10
