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なぜ、スポーツ選手は不正に手を染めるのか―アスリート不正列伝

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  • サイズ B6判/ページ数 391p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767818238
  • NDC分類 780.13
  • Cコード C0098

内容説明

ベン・ジョンソン(陸上)、ディエゴ・マラドーナ(サッカ)、ランス・アームストロング(自転車)、スカルク・バーガー(ラグビー)、ミハエル・シューマッハ(F1)たちはどんな違反行為を行ったのか。成功するための悪の代償、カネ・クスリ・トリックを解き明かす迫真のルポ。

目次

ドーピング
カネ
状況に手を加えて操作する(基礎編;上級編)
マインドゲーム
倫理の迷宮
「私たち」の力

著者等紹介

ローボトム,マイク[ローボトム,マイク] [Rowbottom,Mike]
スポーツライター。『タイムズ』『ガーディアン』『オブザーバー』『インディペンデント』の各紙でスポーツに関する記事を執筆。そのキャリアは20年を超え、現在はインターネットのスポーツニュースサイト『インサイド・ザ・ゲームズ・ドットビズ』で特集記事の主席ライターを務めている

岩井木綿子[イワイユウコ]
英語ほんやく工房たてよこ屋幹事。筑波大学比較文化学類卒。第21回BABEL翻訳奨励賞英日部門(1)フィクション最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gamemaker_K

7
ドーピングについては、自分の中ではまだ許せる範囲にある。鍛えた選手じゃないと薬やっても意味ないからね。それよりも「声」の不正が許せない。言葉は薬よりも広範囲のレベルにわたって効果があるんだよ。声援は力になるし、罵倒ははっきりマイナスに働く。でもまあ、不正があることも含めて、今見えている姿を愛でるしかできないんだよなあ・・・と思いながら最後のページに辿り着いたとさ。2014/09/13

しんたろう

1
アマプロを問わず今のスポーツ会での大きな問題は、ドーピングと八百長である。後者の問題はインターネットの普及により、ブックメーカーでの特殊な賭け方が可能となりスポーツ選手自身が金の為に不正行為を行うものだとか。この本を読んで、スポーツの見方が変わりそう。2014/11/23

湘南☆浪漫【Rain Maker】

0
金か名誉か、っていうところはある。 自分が陸上競技をしていたので、ベン・ジョンソンが一番印象に残っているかな。 日々の練習でコンマ何秒を早くするトレーニングをしている中で、いい大人がそれかよ、とがっかりした記憶がある。 そこまでして勝ちたいかクズ野郎、っていうね(苦笑) ま、勝ちたいんだろうけど。 この本は、色んな不正が一緒になっているのでゴチャゴチャ感がありすぎ。 ベン・ジョンソンとマラドーナは一緒に比べられないし、スアレスも然り。 読み応えはあるけど答えが見えない本だね…。2017/12/22

koz kata

0
様々な競技でどんな不正があったのかがてんこ盛り。 クリケットの選手がボールにワセリンを塗るために眉毛にワセリンをたっぷり塗っておいて眉毛を触るふりして指に塗ってそれをボールになすりつける、なんて誰が最初に考えついたんでしょう?悪知恵の働く人もいるもんだなあ。 スポット賭博について初めて知ったのでそれにも吃驚。あんなんに関する不正はどうやってチェックすればいいんだ?2015/03/08

K

0
スポーツにおける不正の歴史を、ざっくり分けるとドーピング、カネ、ルール違反やズル的なものの総称としての状況操作、マインドゲームに分けて書いてある。翻訳が概ね読みやすく、原文にあったであろう皮肉っぽいニュアンスがよく伝わってきた。いろんな競技で欺瞞的な行為や浅ましい行為が蔓延していることにがっかりする。アジア大会のバドミントンで変な風が吹いたのもその系譜ね。ただ、マインドゲームは不正とは言い難い場合も結構あると思うな。それも含めて強さ、というか。テニスのうめき声にも言及しているのが興味深かった。2014/11/30

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