内容説明
がん医療が飛躍的に進歩した現在、個人の生き方や信念に基づいた医療が求められる。本書では、肺がん治療の第一人者でもある筆者が、治療を提供する医師の本音をまじえ、適切な治療方法の選び方を解説する。
目次
第１章 いい病院選びは医師を選ぶことから始まる（病院の種類は基本的に四種類；全国で一定水準以上の治療を提供するがん診療連携拠点病院 ほか）
第２章 がん治療は「標準治療」が基本と心得る（いつ「がん」だと診断されるのか？；手術をするまで確定診断できないこともある ほか）
第３章 進歩する抗がん剤治療（薬物療法の専門医；抗がん剤治療は、全身療法である ほか）
第４章 私のがんは治るのでしょうか？（最高の治療を受けるための大前提；がんで“うつ”症状になることもあります ほか）
第５章 がんとお金の話（がん治療にかかる費用；高額医療療養費制度で、一定額を超える治療費は負担される ほか）
著者等紹介
奥仲哲弥［オクナカテツヤ］
医学博士。山王病院副院長、呼吸器センター長。１９５８年埼玉県生まれ。東京医科大学医学部卒業。東京医科大学第一外科講師をへて、現職。国際医療福祉大学教授。専門は肺がんの外科治療、レーザー治療。ＴＢＳテレビ「サンデー・ジャポン」などをはじめとするテレビ出演、講演会、雑誌などでのわかりやすい解説には定評がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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わたなべたけし
8
病院選びに始まり、治療に対する考え方・治療の種類・かかる費用と、 がんに関する基礎知識が満載となっている内容。 この分野に関する知識が薄い自分にとっても、その内容は大変わかりやすく、理解が深まったと感じる。 この類いの本はなんらかの形で当事者とならない限り読まないが、介護同様に生きる上での基礎知識として習得必要性を改めて感じる。2014/03/15
