感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
75
【戌年に犬の本】刑事弁護士ペリー・メイスンシリーズ。犬が吠えて困るから隣の主人を逮捕してほしいという奇妙な依頼主は、さらに、奇妙な遺言書を作成しようとしていることをメイスンに打ち明けた。はた目にはいかれているとしか見えないこの依頼主の、いったいどこにメイスンは引っかかったのか。そういった意味では、依頼主の人を見る目は正しかったということなのだろう。真実を掴むためとはいえ、弁護士であるメイスンのこの大胆な隠密行動は、現代ではもはや実行不可能かも。2018/03/13
bapaksejahtera
13
犬が吠えて迷惑な隣家を訴えてほしい、更にその家の夫人に自分の財産を与える遺言書を作るという、不思議な相談に来た、精神不安定と見える男に付合い、ペリイが検事に相談に行く場面で始まる1934年作品。吠える犬の飼い主が殺される事件が主筋。私の多からざる後期作品読書の印象では、法廷舞台に弁護の術数を弄する印象の強いペリイは、初期には反対に裁判前から現場に出る。時には法廷場面に頁を割く事の少ない場合もある。本作品ではペリイはかなり危ない工作で、裁判の事前事後を撹乱する。秘書事務員探偵等部下を不安に陥らす特異な作品。2026/01/07
ごへいもち
10
電子版で読了2025/01/12
二葉
7
メイスン物の中で、あまり代表作で名前が上がらない気がするけど自分は好きな作品 2022/07/24
ぼくねこ
5
1934年発表の弁護士ペリー・メイスンシリーズ第4作。「隣人の家の犬が吠えて迷惑だ」という依頼を受けたメイスンだったが、隣人の主張によると犬は吠えなかったのだという。依頼人の只ならぬ様相に調査を開始するメイスンだったが、その依頼人が行方しれずとなり……。犬が「吠えた」のか「吠えなかった」のか、登場人物の誰もが軽視する中、メイスンだけはその齟齬を見逃さずどんどん推理を飛躍させてゆく。秘書のデラや探偵ドレイクにもひた隠しにする真実とは。"法律の魔術師"メイスンの超魔術が見られる法廷での解決編はまさに圧巻。2020/11/12
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