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空想の建築―ピラネージから野又穫へー展

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  • サイズ A4判/ページ数 224p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784767815510
  • NDC分類 520.87
  • Cコード C0052

目次

1 空想の古代Part1 エジプトへの憧憬
2 脳内に構築せよ、空想の伽藍を
3 空想の建築、その系譜―紙上の建築家たち
4 空想の古代Part2 ピラネージの見た夢―壮麗なローマ
5 逍遙せよ、空想建築の森を

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yn1951jp

43
ナポレオンのエジプト遠征によって描かれた古代エジプトの壮麗な神殿、ルドゥーの完全無欠な革命的建築、ジョン・マーティン『ミルトンの失楽園』の堕天使ルシファーの前に出現する壮大な万魔殿や天使たちの群れる神の神殿、シンケルやパゾーリによるオペラの舞台装置としての建築、20世紀近代のフェリスのスカイスクレーパーやデマジエールらによるパサージュのイメージ、最後にはピラネージの描く古代ローマや牢獄、野又穣による空想建築へ。2015/01/04

ハイカラ

27
想像力が爆発したような空想建築画集。ネットで「幻想的なイラスト」と調べると出てくる、神秘的な廃墟や都市の源流はここにあるのかもしれない。最高の画集でした。2016/04/01

いずむ

17
イメージはあくまで想像。流れ落ちる水が再び上流へと戻る水路などあり得ないし、歩く内に重力が反転する階段も実現し得ない。しかし他方で、実現してしまっている”想像”のいかに多いことか。巨大な彫像の並ぶ回廊、壁や天井を埋め尽くす繊細な彫刻。大陸を横断する要塞。人々がそれと意識するより先に生み出して来た技術と美術、そして文化。かつて、バベルの塔は天に近付き過ぎ、人は神の怒りに触れたそうだ。そんなハナシを語り継いでいた人々は、東京スカイツリーの、雨の日には天辺が見えなくなってしまうその高さに、一体何を見るだろうか。2014/05/11

rumi

5
想像や妄想は私たちに豊かな時間を与えてくれる。こんなにも美しい建てられなかった建築、建てることのできない建築の数々。どこまでも理想を追い求めた形にため息がでる。…この作品集を手にした時既に遅し、町田市立版画美術館での展覧会に一歩間に合わず。2013/06/28

Auristela

3
John MartinとErik Desmazieresとベラマッチャ2014/11/27

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