内容説明
「シロアリ」を知らずして、その対策を語るなかれ。間違った「シロアリ対策」がその被害を招いている。長く安心できる住まいづくりのために、シロアリにまつわる秘策を徹底的に解説。
目次
第1章 知られざるシロアリの世界
第2章 世界と日本のシロアリ
第3章 シロアリという昆虫
第4章 住まいとシロアリ
第5章 シロアリ対策のあり方
第6章 シロアリ対策の歴史と薬剤
第7章 工夫一つで大違い!―床下から考える住まいのポイント
第8章 ともに生きるということ―生き物と住まい
著者等紹介
神谷忠弘[カミヤタダヒロ]
1952年愛知県生まれ。1990年愛知県岡崎市に岡崎シロアリ技研を開業。1997年より「薬剤に頼らないシロアリ対策」を引き受けている。また、シロアリ研究のために日本国内はもとより、世界各地に赴き、現地の研究者と交流を深めている。中国語のシロアリに関する論文を翻訳したり、広報誌「暮らしと環境」を発行するなど、積極的な活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
19
著者のシロアリに対する情熱を感じる1冊。「シロアリ駆除」への情熱というか、もう「シロアリ愛」すら感じる。そして多分著者はシロアリを家屋に悪影響を及ぼさない限りにおいて愛おしむ目線を持っている事が全体通して伝わる。もちろん家屋に悪影響を及ぼす際には鬼となる。そしてその情熱の提示も経験からだけではなく文献、学会(国内外を問わず)現地で駆除に携わる人達との交流による知見等、説得力の塊。私にはその裏を取れないけれど多分この著者のシロアリ愛は本物。そんな愛の物語としての読み方も有りと言えば有り。★★★☆☆2025/06/20
ともたか
7
シロアリは太古からいたそうだ。ある意味ゴキブリより古株だそうだ。 本当かなぁ。2016/09/23
ハゲ
3
購入予定の中古住宅はシロアリが居たらしいので読んでみた。シロアリが居たと言うことだが、シロアリの知識が全く無いため怖くて購入迷ってた。まぁ読んだ結果よくわからん。水分少ないところでも来ることは来る みたいに書かれてあり、You Tubeのシロアリ動画見て、どうにもならないから5年おきに薬散布で落ち着くことにした。You Tubeはカラーで分かりやすいが、この本はカラーじゃないため分かりづらい。写真使うならカラーにしてほしい。本よりYou Tubeの方が正しい気がしてならない。2023/02/04
ホンドテン
1
図書館で。2011/08/08
Tのひと
1
要点 細かい隙間に吸い寄せられて侵入するコンクリで囲うとむしろ隙間が増える、積極策は定期点検しか無い点検しやすいポイントは多ければ多いほどよい、ピンポイントで駆除する。2013/08/10