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お父さん、こっちを向いて!―女性精神科医からの父親へのメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784767808154
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0036

内容説明

母親の不安と孤独、子どもへの過干渉や虐待、そして子どもの心のトラブルや家庭内暴力…父親が本来果たすべき役割をなおざりにした結果、今ほど家族に様々なひずみが生じている時はない。女性精神科医が豊富な臨床例をもとに寄せる、父親への苦言と期待を込めたアドバイス。

目次

はじめに 今を生きるお父さんたちへ
第1章 お父さんの存在意義
第2章 お父さんが「暴君」と化すとき
第3章 お父さんが知らない「母親の孤独」
第4章 「ぬいぐるみ」お父さんと「盆栽」パパ
第5章 お父さんに今、できること
第6章 お父さんが変われば、家族が変わる
第7章 「変わった」お父さんの独白―振り返ると、今まで何も知らないまま生きていたと、つくづく思います
結び お父さんが家族に顔を向けるとき

著者等紹介

上村順子[ウエムラジュンコ]
精神科医。1955年高知県生まれ。89年山口大学医学部卒業。96年さいとうクリニック勤務、院長を務める。99年めだかメンタルクリニック開設。2006年医療法人青流会くじらホスピタル非常勤、08年より常勤。同年4月医療法人青流会理事長に就任。女性の嗜癖問題(摂食障害、アルコール等)や性虐待、児童虐待(虐待する母も含む)、PTSDなどを専門に治療にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろう

4
毎日当たり前のように過ごしている日常のなかに、すごく怖い落とし穴が隠れていて。 ヒヤリハット<{:-)かな?と感じ。本を夢中に読んでいくと、目が覚めた感じに、なります。無条件の愛。涙がこぼれました。2019/09/01

小林大介

3
父親は勇気を持って自分とは何かを本気で考え、自分の態度や思考が子供や妻に多大な影響を及ぼしていることを理解しなければならない。父親が自尊心を持って生き、子供に「お前が生きているだけでいいんだ」と認めることが自己肯定感を作り、その子供が親になった時、同じ事を子供に出来るという良い循環が生まれるのではないかと感じた。今の社会は自尊心や自己肯定感を踏みにじられる事が多いけど、子供は親の良い所、悪い所、全部引っくるめて愛してくれている。それを感じて、子供に返せる、そんな家族でいたいと思わせてくれる一冊だった。2016/11/19

けんとまん1007

3
そう、父親も子どもが生まれたから父親ではなくて、家族にきちんと向かい合うから父親になる。2010/07/17

そら

2
何でこんなに胸糞悪いくなってるのかと考えると、著者のメッセージが終始父親にしか焦点が当てられていないからだ。著者があげている、機能されてない家庭の父親ががこの本を読んでも、自分を認めたり、子どもも全面的に受け入れよう、という気にはならないだろうなあ。近年は父親の存在が見えにくい家庭が増えてきているとのこと。父性は大切子どもが自分を受け入れる過程で大切であり、「認める」「全面的に受け入れる」ことが大切とのこと。2015/04/10

Tatsuo Eguchi

1
どんなことでも「もう遅い」ということはないと思うけど、できれば父親になってすぐに読みたかった。2011/10/14

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