内容説明
本書は、透明な身体の目玉の散歩に依って、様々な状況にある空間に潜んでいる秘密に迫る為に必要な、一つの切り口を示している。
目次
序章 曖昧な領域への眼差し
第1章 身体感覚と「障りの感覚」に依る空間知覚
第2章 「障りの感覚」を通した空間への眼差し
第3章 仮想境界面をめぐる思考
第4章 内部性と外部性を探る思考
第5章 「呼吸するシークエンス」を目指して
著者等紹介
矢萩喜従郎[ヤハギキジュウロウ]
1952年山形県生まれ。グラフィック、サイン、写真、アート、建築、評論、出版を手がける。グラフィックではワルシャワ国際ポスタービエンナーレで特別賞受賞(1980年)、金賞受賞(1990年)等がある。実際の建築設計では、住宅「市川の家」(2003年)2004年千葉県建築文化奨励賞受賞などがあり、建築コンペティションでは、「イドロスカーロ都市公園国際アイデアコンペティション」(ミラノ県主催/1999年)入賞がある。第1回原弘賞(1988年)、第3回桑沢賞(1995年)、第26回講談社出版文化賞ブックデザイン賞(1995年)、第12回勝見勝賞(1999年)等を受賞
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