内容説明
「建築構法」として代表的な鋼や鉄筋コンクリートのラーメン構造を取り上げ、発想の原点から施工法までわかりやすくまとめた。
目次
第1章 構法の選択
第2章 鉄骨構造(鉄が建物に使われるようになったわけ―発想の原点と技術動向;使いこなすには性質を知ることが肝心―鋼材の基礎科学;部材の断面をどのように決めるか―部材の挙動と設計法;鉄骨技術の鍵―接合方法と接合部;鉄骨建物が建てられるまで―施工)
第3章 鉄筋コンクリート構造(鉄筋コンクリートはどのようなものか―RCとは;RCはどのように生まれ育ったか―技術動向;コンクリートと鉄筋はどのようなものか―構成材料;軟らかいものから硬いものまである―コンクリートの性質;コンクリートをどのように補強するか―鉄筋補強の力学;品質のよいRCをどのように構築するか―RC構造の施工)
著者等紹介
小畠克朗[コバタケヨシロウ]
1963年大阪市立大学工学部建築学科卒業。(株)大林組入社、建築現場・技術研究所勤務。1974年東京本社東京特殊工法部建築主任。1976年技術研究所構造研究室主任研究員。1978年東京大学工学部受託研究員。1983年技術研究所構造第一研究室室長。1992年理事。1997年技術研究所副所長。1998年技術企画センター所長。2001年(株)大林組退職、(株)コンクリート診断センター入社。2002年(株)コンステック入社。2004年東レACE(株)入社(技術顧問)。社外の活動、(社)日本コンクリート工学協会理事等、CFによる建築構造物の耐震補強・補修工法開発推進協議会(略称CF建協)会長、CRS研究会会長等、繊維補修補強協会(FiRSt協会)運営委員長・理事、CFRPラミネート工法研究会理事・事務局長(現在)。資格および賞、工学博士(東京大学)、技術士(建設部門)、一級建築士。(社)日本コンクリート工学協会賞受賞(1978年)、科学技術庁長官賞(研究功績者)受賞(1991年)、(社)日本建設業協会賞(2000年)
谷口英武[タニグチヒデタケ]
1973年京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒業。1975年東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程修士課程修了。1976年東京大学生産技術研究所助手。1982年工学博士。大林組入社、見積部、工事事務所、工務部に勤務。1986年ワシントン大学客員研究員。1988年大林組東京本社建築本部工務部勤務。1993年技術研究所構造第一研究室主任研究員。1994年大林組本店工務部技術課長。2000年大林組東京本社建築事業本部生産技術部副部長。2003年低放射性廃棄物処理技術開発施設建築工事事務所所長。2006年経済産業省総合庁舎別館耐震改修建築工事事務所所長。資格、工学博士、技術士(建設部門)、1級建築士、1級建築施工管理技士、コンクリート主任技師、APECエンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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