目次
第1章 地方公共契約の基本的な枠組は自治法および自治令により規定され(公正かつ公平な一般競争入札を原則とする地方公共契約;地方公共団体の長の規則・議会が議決の条例を前提とする自治法体系の規定 ほか)
第2章 契約の締結、監督と検査そして代金の支払いにいたる地方公共契約の一連の流れ(契約の当事者双方は対等の立場にたって―自治法体系の原則;不信用・不誠実な者を排除し適正な競争を目指す一般競争入札の規定と手続 ほか)
第3章 基本的な契約制度の構築と時代の要請に対処する契約方式の整備とその展開(会計制度改革の総仕上げとしておこなわれた契約制度構築の背景;民法の理念に合致するとして明治会計法以来定着していた自動的落札決定方式 ほか)
第4章 “地域要件”および“総合評価一般競争入札”などが導入された地方公共契約(地方公共契約制度の枠組は昭和38年の自治法改正により;“付加的競争参加資格”としての“地域要件”の明定 ほか)
著者等紹介
奥村勇雄[オクムライサオ]
昭和20年2月愛知県に生まれる。昭和42年3月滋賀大学経済学部経済学科卒業。昭和43年3月会計検査院(~平成8年3月)。この間、国際協力事業団(現・国際協力機構)出向(昭和49年10月~昭和52年10月)。平成8年4月(財)社会保険健康事業財団ペアーレ新宿センター長(~平成17年3月)。平成17年4月帝京平成大学現代ライフ学部経営マネージメント学科教授(~平成23年3月)。平成19年7月馬淵建設株式会社特別顧問(~平成22年6月)。平成19年7月大正オーディット相談役。また、公会計コンサルタントを主要な業務とする有限会社夢倶楽部(平成17年6月9日設立)を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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