内容説明
龍原の戦いにおいて、軍師袁業率いる厳の大軍を打ち破った龍琳彪たちだったが、つかのまの平安を楽しむ彼らの前に新たなる危機が迫る。董武の命を受けた七人の刺客が、琳彪の生命と龍覇の剣を狙い乾の乞骸寺に集まっているというのだ。決着をつけるため、琳彪はひとり乞骸寺へとむかった。次々と襲いかかりゆく手を阻む刺客の群れ…。その中になんと親友宇英の姿があった。袁業の方術により欲の芽に冒され、埋伏の毒となって梨翔たちと共にある妖姫月林の手に落ちたのである。友との壮絶な闘い、そして愛しい梨翔の安否はいかに。皇位継承の証といわれる籠覇の剣をめぐって展開するファンタジー時代劇、第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
洪七公
1
既読本1993/04/18
