内容説明
明和病院の内科医長・彦坂軍一郎、その弟で入院患者の荘次郎、そして現在行方不明の三男・真三郎に１０億の遺産を譲渡するという遺言状が残された。だが、数日後、相続人の一人である軍一郎が医長室で撲殺され、後を追うように荘次郎も屋上から転落死。そしてまたひとり…。呪われた遺産をめぐる連続殺人事件の意想外な結末は…？長篇本格ミステリー。
感想・レビュー
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コマンドー者
1
中町氏の８８年に出た殺人病棟の女の文庫化で改題したもの。遺産相続を巡る連続殺人を描いており、犯人は冒頭で一応明かされているが、どんでん返しがよく決まっており、なかなか事件の真相と犯人が掴めないので、最後まで引き付けられる。中町氏の作品の中では出来が良い部類の作品と言える。2024/03/03
kanamori
0
☆☆★2011/01/16
