内容説明
昭和42年、鹿児島県川内市。ひったくり事件の夜間緊急配備の最中のこと、検問を突破した1台の車を川内署外勤系外山巡査が追跡、犯人と格闘の末に刺殺された。わずか19歳の短い生涯だった。これは、職務に殉じた―警察官への痛惜の想いを胸に、その持てるすべてを集中して事件の解決をめざした、鹿児島県警の長く苦しい捜査の記録である。長篇。
昭和42年、鹿児島県川内市。ひったくり事件の夜間緊急配備の最中のこと、検問を突破した1台の車を川内署外勤系外山巡査が追跡、犯人と格闘の末に刺殺された。わずか19歳の短い生涯だった。これは、職務に殉じた―警察官への痛惜の想いを胸に、その持てるすべてを集中して事件の解決をめざした、鹿児島県警の長く苦しい捜査の記録である。長篇。