出版社内容情報
気候変動や人権リスク対応、SSBJ情報開示基準など、企業価値を左右する「サステナビリティ」への対応が急がれる中、その中核となる人材「CSO(Chief Sustainability Officer:最高サステナビリティ責任者)」が注目されている。
これらサステナビリティをいかに経営戦略へ統合するか、全社的な推進役となるCSOに求められる役割と実務について、グローバルな動きから、国内上場各社のCSO・実務担当者へのインタビュー、およびその分析を通じてわかりやすく詳解。
リスク管理とサステナビリティ支援を長年リードするMS&ADインターリスク総研による上場10社の実務家インタビューに加え、経営管理・サステナブル投資研究の第一人者である加藤晃氏(京都大学経営管理大学院特命教授/東京理科大学教授)の監修・執筆により、理論と実践をあわせて提示。
今後、わが国企業が、サステナビリティを単なる開示ではなく経営そのもの捉え、戦略としてどのように具体化・言語化していくべきか、その考え方と実際を理解する「企業の未来を設計する実務書」となる一書。
【目次】
- 刊行によせて
- はじめに ~「サステナビリティ」のこれまでと現在~
■理論編 CSOを巡る現況と経営において求められる機能
第1章 CSOという新たなリーダー像
1 CSOとは何か
(1)最高サステナビリティ責任者(CSO)
(2)CSOの役割
2 グローバルの現状
3 実務的な分析視点
(1)CSOの役割
(2)CSOの経歴
(3)資本市場・情報開示・対話
(4)環境領域などの成果評価
(5)サステナビリティ企業文化
(6)CSOの得意分野と行動修正
(7)風潮・政治的変動と技術的イノベーションへの期待
4 企業変革とリーダーシップ
(1)企業変革
(2)成功するCSOの特質
5 サステナブルな未来に向けて
第2章 CSOとサステナビリティ部門の取り組み
1 CSO・サステナビリティ部門に求められること
(1)日本企業に求められるサステナビリティ取り組みのあり方
(2)企業価値向上の要請の高まり
(3)サステナビリティトランスフォーメーションの担い手として
2 CSO・サステナビリティ部門の姿
(1)CSO(Chief Sustainability Officer)
(2)サステナビリティ推進部門
3 戦 略
(1)必要な取り組み
(2)インタビュー対象企業の取り組み
4 ガバナンス
(1)必要な取り組み
(2)インタビュー対象企業の取り組み
5 リスク管理
(1)必要な取り組み
(2)インタビュー対象企業の取り組み
6 指標・目標
(1)必要な取り組み
(2)インタビュー対象企業の取り組み
7 情報開示
(1)必要な取り組み
(2)インタビュー対象企業の取り組み
8 コミュニケーション
(1)必要な取り組み
(2)インタビュー対象企業の取り組み
■実践編 CSO・サステナビリティ部門責任者インタビュー
1 金融サービス
- MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス
本島なおみ MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 グループCSuO
2 食品・ライフサイエンス・消費財
- キリンホールディングス
藤川宏 キリンホールディングス株式会社 CSV戦略担当役員
- 味の素
森島千佳 味の素株式会社 執行役常務 サステナビリティ・コミュニケーション担当
- コーセー
河野斉治 株式会社コーセー 経営企画部 サステナビリティ戦略 室長
(同席)種田珠緒 氏
3 流通・小売
- J.フロント リテイリング
浜かおり J.フロント リテイリング株式会社 経営企画部 サステナビリティ推進担当部



