内容説明
本書の目的は、営業店に勤務する行職員を対象として、変化する銀行業務を俯瞰することで、さらなる業務知識のレベルアップの一助としてもらうことはもとより、銀行に就職の決まった方、パートタイマーとして営業店で業務にたずさわっている方にも読んでもらうことです。したがって、文章中の表現や用語についても極力平易になるよう努め、頁下には用語解説や根拠条文・判例、補遺などを記しました。
目次
1 総論(守秘義務;契約と説明責任;取引の相手方;取引の平等性と公正性)
2 各論(預金取引;融資取引;債権管理―不良債権に限定して)
著者等紹介
天野稔[アマノミノル]
1965年愛知大学法経学部法学科卒業、同年4月中央相互銀行(現愛知銀行)入行、1970年2月同行管理部、1978年8月同行本店営業部勤務を経て1979年2月同行退職。現在、バンキングエデュケーション所長、経済法令研究会専任講師、金融法学会会員、東海地区判例研究会会員。論文・著書多数。法務分野のセミナーを積極展開中
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