内容説明
DDI創業→イー・アクセスを起業→そして、日本で13年ぶりの携帯電話事業への参入を果たしたイー・モバイル。なぜ、日本の通信業界で革命を起こし続けた男はベンチャーにこだわるのか。
目次
序章 ブロードバンド革命の跫音
第1章 古都で育まれた起業家精神
第2章 「日本の可能性」に懸ける
第3章 人はそれを「無謀」と言った―第二電電の挑戦
第4章 教育無くしてベンチャー無し
第5章 経営者の条件―イー・アクセス創業
第6章 史上最短で東証一部上場へ
第7章 「線」から「点」へ―モバイル事業参入前夜
第8章 巨大ファンドは「トップ」をみる
著者等紹介
千本倖生[センモトサチオ]
1966年京都大学工学部電子学科卒業。日本電信電話公社(現NTT)を経て、84年第二電電(現KDDI)を共同創業。96年慶應義塾大学経営大学院教授。99年イー・アクセス、2005年イー・モバイルを創業し、会長兼CEOに就任。07年ロイター発起人会社取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
1
最近ソフトバンクに身売りしたことで話題になったイー・アクセス会長千本倖生さんの半世紀。やや古い本ですが、偶々ブックオフで見つけて即購入しました。2月の中経営計画発表、6月の700メガヘルツの電波割当と進みながら、ソフトバンクに「時価の3.5倍で株を買わせ売り抜けた」と揶揄されている著者ですが、本書を読むと純粋で情熱的で理知的な人物でした。ベンチャー企業を本物に育てるには、きちんとした事業計画に基づき、忍耐強く事業を執行し、出資者、社会に利益を還元することというのは、正にその通りです。読み応えがあります。2012/11/04
shimojik
0
民営化だけでは不十分。健全な競争相手がいてこそ事業は活性化する/マネジメントとは、そのままにしておいたら危機的な事態に際して隘路を探して成功に導くこと。2012/10/14
takuya
0
☆3つ (感想)この人すごい。スタートアップから上場までのプロ。こういう能力を持った人が日本にたくさん必要なんだろう。出資企業も錚々たるメンバー。(メモ)セコイアキャピタル・ファーウェイテクノロジー2012/04/01
テキィ
0
読売の朝刊に連鎖している記事が興味深かったため借りて読みました。電電公社を辞めて第二電電を作ったんですね。第二電電は(仮)だったのをソニーの盛田さんが「それでいいよ」と提案した話は面白かった。ならなんでイーアクセスなんてぱってわからない名前をつけたのかは謎ですね。2009/05/03
mino
0
独占市場に、風穴を開けに行った根底には、国民のたまにという思いが。2009/01/07
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