内容説明
アメリカ艦隊を迎撃する『あ』号作戦の完敗は、日本政府と軍に大きな衝撃を与えた。マリアナ諸島が米軍の手に落ち、さらに昭和19年6月、北九州がB29の爆撃を受けた。数カ月後にはサイパン、テニアンを飛び立ったB29が大挙して日本本土を来襲する…。本土が焼け野原になるのを阻止するため、B29対策が深刻な問題として浮かび上がってきた。海軍は空技廠を中心に軍・民・学の総力を集めて、ターボジェット発動機を搭載した戦闘機開発に邁進。B29来襲の危機が迫る中、本土防衛の切り札となる震電戦闘機隊が誕生する!
著者等紹介
和泉祐司[イズミユウシ]
1944年生まれ。東京理科大学卒業。コンピュータ会社で基本ソフトウェア、教育システムの開発に携わる一方で長年、戦争に関する書籍を読み漁って「日本必勝への途」を探り、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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