内容説明
戦艦ターチンと戦艦メークロンは、タイ王国の依頼を受けて日本海軍が建造した船体をタイに売却後、バンコクの中村造船所で完成された。その2戦艦に日本海軍陸戦隊が乗り込み、マレー半島侵攻と同時に造船所を出て南シナ海に向かう。2戦艦はイギリス海軍Z艦隊を発見し、巡洋戦艦レパルスを撃沈。そして、小説艦隊も戦艦プリンス・オブ・ウェールズの撃沈に成功する。両艦はタイから日本政府に売却され、ターチンは戦艦丹後に、メークロンは戦艦相模と改称され、日本海軍へ編入された…。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道生まれ。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Meistersinger
1
珍しく米軍のほうが運が良い。2017/05/21
zaku0087
0
手慣れた書き手の手慣れ得た話は、本当に安心感を持って読める。ありそうな話を書くには、ありうべき設定から構築する必要があるので、どうしてオーストラリアに攻めていける国力があるかと心配していたら、あの大敗戦は回避できたようだ。ホッとした。でも、この作者の習慣的な三冊完結スタイルだと、あと一冊。できればこの話は、もう少しば額書いてもらえないだろうか。興国の盾の続刊もだして欲しい2017/05/24
ノーネーム
0
優位に戦争を進める日本、着々と反撃の準備を進めるアメリカ。消耗戦に引きづられそうだなぁ。2017/05/20
YS-56
0
MOの先へ。意味ある死闘になっていくのかな?2017/05/12