内容説明
いずれアメリカに併合されるだろうと目されていたハワイは日本帝国の王子とハワイ王室の王女の結婚により、独立を保ったまま日本との関係を強化。軍事・経済的な同盟関係を結び、アメリカの太平洋進出を阻んでいた…。1940年9月20日、アメリカはハワイ王国とその同盟国である日本帝国に宣戦布告し、即日パールハーバーに奇襲攻撃を敢行。日本とハワイの連合軍「日布艦隊」は米艦隊の撃退に成功するが大きな損害を被る。ビスマルク諸島とソロモン諸島をオーストラリアから買収したアメリカに対し、日本の連合艦隊はニューブリテン島の攻略を目論むが、壊滅的な打撃を負う。勢いに乗る米軍は、日本とハワイを結ぶ補給線を寸断すべく通商破壊戦でハワイ王国を締め上げていく…。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
昭和32年生まれ、福岡県出身
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
昭和43年生まれ、東京都出身。テクニカルライターを経て作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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