内容説明
日本海軍の真珠湾攻撃から3ヵ月。昭和17年3月、ジャワ島の蘭印軍が無条件降伏し、蘭印作戦は予定より早く終了した。ジャワ島方面での作戦を終えた第二航空戦隊はセレベス島に帰投する。空母赤城の士官室で、インド洋制圧作戦の説明をする第一航空艦隊司令長官南雲忠―。インド洋作戦は英国東洋艦隊に加えて、陸上基地に展開する航空機も相手とする厳しい戦いとなる…。昭和17年3月26日、空母蒼龍艦橋で山口多聞第二航空戦隊司令官が厳しい表情で前方を見つめる。空母赤城、蒼龍、飛龍、瑞鶴、翔鶴を中心とする機動部隊が出撃。書下ろし長編仮想戦史。
著者等紹介
和泉祐司[イズミユウシ]
1944年生まれ。東京理科大学卒業。コンピュータ会社で基本ソフトウェア、教育システムの開発に携わる一方で、長年、戦争に関する書籍を読み漁り「日本必勝への途」を探る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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