内容説明
悪夢のミッドウェー海戦をかろうじて生き延びた空母飛龍が、母港佐世保に戻ったのは、昭和17年6月だった。ミッドウェーの敗戦を機に、軍令部総長に就任した米内光政は、第一機動艦隊司令長官に山口多聞を任命し、戦力再建を推し進める。8月、米軍ガダルカナル島上陸の報を聞くや、第一機動艦隊はソロモン海に出撃、米第六一機動部隊の殲滅に成功する。米海軍はハルゼーを南太平洋艦隊司令長官に据え、将兵の戦意回復を図る。武蔵・大和による地上基地への砲撃戦を行ない、10月5日未明、いよいよ日本軍はガ島奪回へ向け上陸を開始する。
著者等紹介
和泉祐司[イズミユウシ]
1944年生まれ。東京理科大学卒業。コンピュータ会社で基本ソフトウェア、教育システムの開発に携わる。現在は執筆活動に専念
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