内容説明
UNIXの普及とともに、その記述言語であるCが広く使われ始めている。C言語は非常に魅力的なプログラミング言語ではあるが、実際にC言語を習得しようとする場合、その文法知識をひと通り頭に詰め込んだだけでは“上手な”、“Cらしい”プログラムを書くことはできない。C言語にはC言語独特のプログラミング・スタイルがあり、その記述のスタイルを習得しなければ、C言語としての特性を十分に引き出したプログラミングをすることはむずかしいのが現実である。そこで、C言語による実用ツール集の解説を通して“C言語によるプログラミング・スタイルとは何か”という問いに対する提言を試みたのが本書である。
目次
第1章 プログラミング・スタイル
第2章 アルゴリズム
第3章 プログラム・パーツ
第4章 プログラム・ツール
第5章 Yacc,Lexによるツール