出版社内容情報
それは、米軍のための「おもてなし」から始まった。
占領から冷戦、そして現代へ――。
不可視化されてきた「米軍の余暇」という視点から、
朝鮮・ベトナム戦争の「銃後」に組みこまれた日本観光の構造を、
日米の膨大な資料から解き明かす、注目の一冊。
【目次】
序 章 旅する進駐軍
第1章 退屈な占領
第2章 米軍保養地の誕生
第3章 アメリカ人は何がお好き?――占領下の観光立国構想
第4章 〈銃後〉のツーリズム――朝鮮戦争を支えたR&R(休養・回復)プログラム
第5章 〈休養〉から〈脱走〉へ――ベトナム帰休兵と反戦のうねり
第6章 現在も残る米軍保養地――米軍ゴルフ場返還論争をふりかえる
終 章 「忘却」される軍事的起源――日本観光の隠された系譜



