出版社内容情報
・日本古代史研究の可能性を展望する論文集。
・気鋭の研究者から学界の重鎮まで、11人の論考を収載。
日本古代史を「感じられるもの――心性・観念・表象」、「うけつがれるもの――皇位・家・氏族」、「秩序だてるもの――国家の姿・地方支配」の三つの観点から考究し、今後の古代史研究の可能性を展望する。
【目次】
はじめに
第Ⅰ部 感じられるもの――心性・観念・表象
古代の建築空間と異界(三宅和朗)
古代地方寺院と祖先観――〈氏寺〉説の検証を中心として(藤本誠)
『聖徳太子伝暦』と四天王寺――「念禅師」についての検討を手がかりに(公家怜亮)
武士の名乗りと辟邪の武(藤田佳希)
第Ⅱ部 うけつがれるもの――皇位・家・氏族
帰化系氏族の改賜姓について(中野高行)
平安初期の皇位継承について(藤森健太郎)
藤原師通と藤原信長――御堂流の分裂と接近(中野渡俊治)
第Ⅲ部 秩序だてるもの――国家の姿・地方支配
倭王武(獲加多支鹵)とその周辺二題――稲荷山鉄剣銘「上祖」・倭王武の南朝遣使(川﨑晃)
平安中期における国司交替と公文勘会の一断面――出雲国司「計歴申文」の検討から(橋本剛)
平安時代の出羽国における支配体制の推移――国司と在地有力者との関わりを軸として(十川陽一)
尊属殺重罰制度の歴史的考察(長谷山彰)
あとがき



