メディアとしての福沢諭吉―表象・政治・朝鮮問題

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メディアとしての福沢諭吉―表象・政治・朝鮮問題

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  • サイズ B5判/ページ数 476p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766430301
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

『文明論之概略』も福沢諭吉が仕掛けた罠だった――

福沢諭吉は、多くの著作を著し、『時事新報』を創刊するなど、メディアの発信者として活躍した一方で、“いつ” “どのように” 発信するかに常に自覚的であった。本書は福沢諭吉をメディアそのものとして捉え、様々な矛盾が指摘されるその言説を、「交通」の最大化、「文明主義」の拡大と継続を目的とした、一貫した思想として読み解く。

内容説明

『文明論之概略』も福沢諭吉が仕掛けた罠だった。福沢諭吉をメディアとして捉え、様々な矛盾が指摘されるその言説を、「交通」の最大化、「文明主義」の拡大と継続を目的とした、一貫した思想として読み解く。

目次

序章 福沢諭吉における「交通」―儒教主義から文明主義へ―
第1部 福沢の「言説」と「行動」(福沢諭吉の思想と服装―「袴」と「着流し」の間―;「我輩」と「福沢」の間―福沢諭吉における時事新報社説の認識―;言葉で装う福沢諭吉―執筆名義に関する考察―)
第2部 福沢におけるメディアと国家(明治二十三年の抵抗―福沢諭吉と国会開設の年―;義捐金と国家の任意性―災害から国民意識へ―;「献金」と「醵金」の間―日清戦争における抵抗―;国権と宗教をめぐって―明治十三年・愛知県額田郡明大寺村天主教徒自葬事件―)
第3部 福沢におけるメディアと朝鮮問題(脱亜論再考―福沢諭吉における「外交」―;君主と国家の権威―朝鮮王室義和君の日本留学と福沢諭吉―;福沢諭吉の「朝鮮問題」―「文明」と「義侠」をめぐって―)
終章 メディアであり続ける福沢諭吉

著者等紹介

都倉武之[トクラタケユキ]
慶応義塾福沢研究センター教授。福沢諭吉記念慶応義塾史展示館副館長。専門は近代日本政治史・思想史、メディア史。1979年米国生まれ。2002年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。2007年慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程満期単位取得退学。2006年武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師。2007年慶応義塾福沢研究センター専任講師。2011年慶応義塾福沢研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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