外国判決の承認と執行

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外国判決の承認と執行

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  • サイズ B5判/ページ数 696p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766430295
  • NDC分類 329.87
  • Cコード C3032

出版社内容情報

外国判決の承認執行制度は「外国裁判所が介在した私権の実現過程」であると捉え直し、比較法的手法も用いながら、繊細かつ明確に解き明かす。外国判決承認制度の歴史的概観からその承認要件・効果、2つのハーグ条約と日本法の対比、時効の完成猶予の問題、国際民事執行に関する総論的問題まで扱う。好評を博した前著『外国判決の承認』に執行の側面を追加して改版した無二の研究書。


【目次】

はしがき
第Ⅰ部 総 論
第1章 序論
第2章 わが国における外国判決承認制度の歴史的概観

第Ⅱ部 要件論
第1章 間接的一般管轄
  第1節 外国判決承認要件としての国際裁判管轄
  第2節 米国判決の承認と国際裁判管轄 ――いわゆる不統一法国の間接管轄
第2章 送達
  第1節 外国判決承認要件としての送達
  第2節 渉外訴訟における付郵便送達の適法性
第3章 公序
  第1節 外国判決の承認と公序
  第2節 懲罰的損害賠償を命ずる外国判決の承認
  第3節 国際民事訴訟における判決の抵触と公序
  第4節 国際民事訴訟における判決抵触の意義――既判力の抵触との関係
第4章 外国判決承認要件としての相互保証

第Ⅲ部 効果論
第1章 外国判決の効力――総論的考察
第2章 外国判決不承認による不当利得――国際司法摩擦との相克
第3章 訴え却下判決の国際的効力――国際裁判管轄を否定した外国判決の効力をめぐって
第3章 補論 訴え却下判決の既判力をめぐる国内訴訟法の議論との関係

第Ⅳ部 ハーグ条約との関係
ハーグ管轄合意条約およびハーグ判決条約の意義と日本の批准の可能性

第Ⅴ部 法律要件的効力
外国での訴え提起と消滅時効の中断

第Ⅵ部 外国判決の執行
第1章 執行行為の属地性と国際的効力
第2章 執行判決訴訟の法的性質について
第3章 執行判決訴訟の訴訟物と既判力の客観的範囲

第Ⅶ部 まとめ

内容説明

主権的利益の調整から私権の実現過程へ。外国判決の承認執行制度は「外国裁判所が介在した私権の実現過程」であると捉え直し、比較法的手法も用いながら、繊細かつ明確に解き明かす。外国判決承認制度の歴史的概観からその承認要件・効果、2つのハーグ条約と日本法の対比、時効の完成猶予の問題、国際民事執行に関する総論的問題まで扱う。好評を博した前著『外国判決の承認』に執行の側面を追加して改版した無二の研究書。

目次

第1部 総論
第2部 要件論
第3部 効果論
第4部 ハーグ条約との関係
第5部 法律要件的効力
第6部 外国判決の執行
第7部 まとめ

著者等紹介

芳賀雅顯[ハガマサアキ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1966年生まれ。明治大学法学部卒業、早稲田大学大学院法学研究科博士前期課程修了、慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。ドイツ連邦共和国・レーゲンスブルク大学留学(ドイツ学術交流会、フンボルト財団)。明治大学法学部教授等を経て2013年より現職。専門は、民事訴訟法、とくに国際民事手続法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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