慶應義塾大学東アジア研究所叢書<br> パブリック・ヒストリーの実践―オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ

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慶應義塾大学東アジア研究所叢書
パブリック・ヒストリーの実践―オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766430059
  • NDC分類 204
  • Cコード C3020

出版社内容情報

・一般市民が担う歴史実践から、新たな視野をひらく。
・学問が歴史を占有せず、人びとと共に、人びとの歴史を作り上げていく営みである「パブリック・ヒストリー」。
・声なき声を聴くその歴史実践から、共生の可能性を考える。

従来の「アカデミック・ヒストリー」へのオルタナティブな方法論として登場した「パブリック・ヒストリー」。その理論的な枠組みを解説したうえで、日本国内からアフリカまでさまざまな地域・時代にわたる研究実践を紹介。さらに方法論そのものを再検討する論文を収載することで、学問分野の新たな視座をひらく一冊。

内容説明

一般市民が担う歴史実践から新たな視野をひらく。学問が歴史を占有せず、人びとと共に人びとの歴史を作り上げていく営みである「パブリック・ヒストリー」。声なき声を聴くその実践から、共生の可能性を考える。

目次

第1部 「パブリック・ヒストリー」の論点(堆積するオルタナティブな歴史と記憶;歴史における二つの「公」)
第2部 実践に埋め込まれた歴史(共鳴する親子ラジオ―アメリカ統治下沖縄のラジオ放送が紡いだもう一つの歴史;ロシアの「チャストゥーシカ」と歴史実践;東日本大震災の災害伝承施設とパブリック・ヒストリー―Google Mapsレビューデータから紡がれる声)
第3部 語りづらさを超えて(何のためなら災禍をめぐる経験を語れるのか?―映像制作を通して共に考える;「語らない」から「語りだす」へ―満洲引揚者・土屋洸子の戦後経験に着目して)
第4部 誰が歴史を紡ぐのか(ひきこもりのパブリック・ヒストリーの可能性と不可能性;宗教的経験と「歴史」実践のあいだ―セネガルのスーフィー教団を事例として;パブリック・ヒストリーからジェノサイドへ―パレスチナ/イスラエルにまつわる歴史実践の相克)
第5部 歴史実践を生み出す(住み継ぐまちづくりに向けた「住まいの記憶史調査」の活用方策;四国遍路につつまれて―自己の死と歴史実践としての蘇生)

著者等紹介

笠井賢紀[カサイヨシノリ]
慶應義塾大学法学部准教授。1983年生まれ、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了、博士(政策・メディア)。専門分野:社会学

田島英一[タジマエイイチ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。1962年生まれ、慶應義塾大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、修士(文学)。専門分野:中国地域研究、宗教と公共性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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