陰謀論はなぜ生まれるのか―Qアノンとソーシャルメディア

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陰謀論はなぜ生まれるのか―Qアノンとソーシャルメディア

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  • サイズ 46判/ページ数 378p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766429367
  • NDC分類 312.53
  • Cコード C3036

出版社内容情報

アメリカ連邦議会議事堂襲撃事件はなぜ起こったのか?

世界中を震撼させた「Qアノン」現象の根源に分け入り、
権威や既存メディアに疑問を抱き陰謀論を信じる人々の深層に迫る、傑作ノンフィクション。

議事堂を襲撃した人々は、不正選挙が行われたという陰謀論を信じていた。それをトランプと一緒になってネットに拡散させたのが、「Qアノン」と呼ばれる人々であった。反動的・極右思想をもつ人々を駆り立てるこの集団が、アメリカに生まれた背景とは何だったのか? 
現代アメリカのソーシャルメディアと社会との関係をさぐり、「陰謀論」が生まれる過程を追った迫真の一冊。

内容説明

Qアノン現象とは何だったのか?「陰謀論」とそれを増幅させるソーシャルメディアとの関係を、インタビューや綿密な調査から浮き彫りにした。

目次

イントロダクション 世界を救うための計画
第1部 起源(地図の読み方を学べ―Qアノンについての基礎知識;嵐のまえの静けさ―Qアノンはいかにして始まったのか ほか)
第2部 深刻化(これはゲームではない―Qアノン信者たちの犯罪;子どもたちを救え―二〇二〇年、パンデミックがQアノンを変えた ほか)
第3部 後遺症(あなた自身を見つめさせる唯一のカルト―専門家たちが語るQアノン;到底ありえないこと―Qアノンとその予言の虚偽を暴く ほか)
エピローグ Qアノンの遺産―次なるQアノンとは何か

著者等紹介

ロスチャイルド,マイク[ロスチャイルド,マイク] [Rothschild,Mike]
インターネット文化と政治の相互関係に焦点をあてて活動しているジャーナリスト。2018年からQアノンの陰謀論の調査に注力してきた。『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』やCNN、NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)、BBCなどへのコメンテーターとしても知られる

烏谷昌幸[カラスダニマサユキ]
慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)

昇亜美子[ノボリアミコ]
慶應義塾大学国際センター非常勤講師。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

37
アメリカにおけるQアノンという存在についての本。トランプ大統領の躍進とセットで語られることが多い陰謀論の数々の出どころといっても過言ではない存在について、新興宗教の亜種のようでもありながら、目的がないとすら思えるもの。これを利用したりされたり、危害をこうむったりと様々な事件に繋がっている姿の詳細をレポートしている。怖いことに、この存在はさほど意味がないのに、そこから出てきたフェイクが真実のように語られていて、自分もいくつか信じていた気がするということに戦慄する。2025/05/10

くさてる

20
Qアノンに関する本やドキュメンタリーはこれまでにも目を通したけれど、過去に読んだもののなかでもまとまって分かりやすい一冊だった。とにかく幅広い分野にまたがるこの「Qアノン」という現象に誠実に向かい合っていると思う。身近な人が陰謀論にハマったときにどうしたらいいか、という箇所も、納得いく内容でした。2024/05/05

原玉幸子

18
QのメッセージであるQドロップを解釈するQアノン達。端的に言って、醜悪な都市伝説を真実と信じる輩を指し、極端には暴力や殺人を振るう様を見聞きすれば、「何しとんねん(あかんやろ)」と、誰が何と言っても見下すしかありません。ページ稼ぎの分厚さな本書は、有名どころ以外の登場人物の名前が覚えられませんし、読んで不愉快なだけでタイパが悪い。日経新聞の『今を読み解く』でも、「米国社会で何が起こっているかを知る」と取り上げていましたが、「分断とか反知性主義とか色々言うけど、ほんま米国人は〇〇やな」。(●2025年・春)2025/02/16

つまみ食い

8
Qアノンの発生と普及、そしてあの衝撃的なアメリカ議会襲撃事件までを描くノンフィクション。陰謀論を信じる人々を「愚かな人」と他者化するのではなく、誰もがなりうるものとして見る立場が特徴的で、ホックシールドの『壁の向こうの住人たち』などとあわせて読みたい。2024/05/21

K.C.

6
面白かった。カルトではないが、ある種の宗教であり、中毒であるなと。バラエティで面白がっているうちは楽しいが、ハマると抜け出せなくなる。日本にもそういう人がいる。後半の「やるべきこと」「やってはいけないこと」は参考になる。活用できないことを祈りつつ。2024/03/27

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