功利とデモクラシー―ジェレミー・ベンサムの政治思想

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功利とデモクラシー―ジェレミー・ベンサムの政治思想

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  • サイズ A5判/ページ数 628p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766426427
  • NDC分類 311.233
  • Cコード C3010

出版社内容情報

支配する少数者の「邪悪な利益」を

いかに制御するか



――ゆえにベンサムは急進的でなければならなかったのだ



本書は次の二つの慧眼を持つ。



第一に、言語論を核としたベンサムの論理学が、功利性の原理と並び立つ彼の思想の基盤であることを説得的に示したこと。



第二に、支配層としての政治家・法律家・宗教家の協働による私的利益の追求を「邪悪な利益」として糾弾し、急進的民主主義へと転向したベンサムの政治思想を詳らかにしたことである。



稀代の思想家が掲げた〈功利〉と〈民主主義〉の新たな側面に光を当てたスコフィールドの二〇年に渡る研究の到達点、ついに刊行。

内容説明

本書は次の二つの慧眼を持つ。第一に、言語論を核としたベンサムの論理学が、功利性の原理と並び立つ彼の思想の基盤であることを説得的に示したこと。第二に、支配層としての政治家・法律家・宗教科の協働による私的利益の追求を「邪悪な利益」として糾弾し、急進的民主主義へと転向したベンサムの政治思想を詳らかにしたことである。稀代の思想家が掲げた“功利”と“民主主義”の新たな側面に光を当てたスコフィールドの二〇年にわたる研究の到達点、ついに刊行。

目次

現実的実体とフィクション的実体
功利性の原理
自然法と自然権
フランス革命
邪悪な利益の出現
議会改革
教会
植民地と憲法
法典化、憲法、共和主義
公開性、責任、政府のアーキテクチャ
邪悪な利益への解毒剤―公職適性
法改革の政治学
最後のことごと

著者等紹介

スコフィールド,フィリップ[スコフィールド,フィリップ] [Schofield,Philip]
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン法学部教授。ベンサム・プロジェクト・ダイレクターおよび『ジェレミー・ベンサム著作集』編集主幹。ベンサムおよび古典功利主義に関する論文、編著多数。『功利とデモクラシー―ジェレミー・ベンサムの政治思想』によって2006年マッケンジー図書賞(イギリス政治学会)を受賞

川名雄一郎[カワナユウイチロウ]
Ph.D.in Political Science(UCL)

高島和哉[タカシマカズヤ]
1971年生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。現在、明治大学ほか非常勤講師。専門は倫理学・社会思想史

戒能通弘[カイノウミチヒロ]
1970年生まれ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス法学修士課程修了。博士(法学・同志社大学)。現在、同志社大学法学部教授。専門は法思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sayan

17
およそ200年前、超やり手経営コンサルタントといえばベンサムのような人のことをいうのだろうか。見込み顧客が誰(国・議会)であろうと無料のお試し・相見積もりはお断り。採用前提での仕事依頼はマスト、あ!、役員会で配布するプレゼン資料は御社の経費で印刷してくださいね。とまあ、その「強気な様子」が面白い。LIFE3.0で人類の倫理的原則の一つは功利性するも、超AIの意思決定は民主的ではないと議論があった。その論点から本書「功利とデモクラシー」を早速手に取った。読み所はベンサム論考を緻密に分析した箇所だ、念のため。2020/05/23

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