日本帝国の崩壊―人の移動と地域社会の変動

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日本帝国の崩壊―人の移動と地域社会の変動

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  • サイズ A5判/ページ数 474p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766424300
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C3021

内容説明

日本帝国勢力圏の形成と崩壊を人々の「生活」に着目しつつ政治史・経済史・社会史の視点から描写。克明な実証に基づいて敗戦を挟んだ「1940年代史」を再構築する。

目次

1940年代日本帝国崩壊期をどう見るか―研究動向と本書の視角
第1部 人の移動(戦時下における在日朝鮮人政策と位置づけの変容;日本中小工場の満洲移植と「満洲国」現地経済―奉天市を事例として;アジア・太平洋戦争期の満蒙開拓団―母村と現地(1942‐45年)
戦時期日本の占領地域における「学術調査」―1942年山西学術調査研究団を中心に
戦争に翻弄された南方移民―「帝国」の解体の背後で)
第2部 地域社会の変動(温泉経営の展開と市町村合併―愛媛県道後温泉を事例に;敗戦直後の労働運動―東芝第三次闘争の分析から;戦時期における朝鮮社会の動向と朝鮮実業倶楽部;戦時体制下の大連工業;鉄道附属地の「地域化」と満鉄日本人社員の「外部効果」;「満洲国」後期における石炭増産政策;第二次世界対戦期のインドシナをめぐるフランス人と日本人―日常における支配と占領;戦時期ジャワの隣組・字常会制度)

著者等紹介

柳沢遊[ヤナギサワアソブ]
慶應義塾大学名誉教授。経済学修士(東京大学)。1976年東京大学経済学部卒業、1978年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、1982年同大学大学院博士課程単位取得退学。1983年久留米大学商学部専任講師、1986年東京農工大学工学部(一般教育部)助教授、1994年慶應義塾大学経済学部助教授、1998年同教授、2017年より同大学名誉教授。専門は現代日本経済史・近現代日本社会史・日中経済関係史

倉沢愛子[クラサワアイコ]
慶應義塾大学名誉教授。Ph.D.in History(Cornel University)、博士(学術)東京大学。1970年東京大学教養学部卒業、1978年コーネル大学大学院修士課程修了、1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1993年名古屋大学大学院国際開発研究科教授、1997年慶應義塾大学経済学部教授、2012年より同大学名誉教授。専門はインドネシア社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

16
日本の戦時・戦後直後期(1938-49年)における地域社会の変動と経済変動の歴史的特質を、急速に膨張した「日本帝国圏」・勢力圏内の都市社会・農村社会と人的移動にも視野を広げて考察。13本の論文で構成され、かなり広範囲で細かい分析もあり、テーマとしては収斂されるのかもしれないが、各論文がバラけた印象。興味深い論文は、40年代前半インドシナにおける「日仏協力」の実態とその政策的矛盾を、現地ベトナム人社会の立場から明らかにした部分。日仏がお互いを利用した微妙なバランスの上に置かれていた様を浮き彫りにしている。2018/03/13

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