実験国家アメリカの履歴書―社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡 (第2版)

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実験国家アメリカの履歴書―社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766423907
  • NDC分類 253
  • Cコード C3022

出版社内容情報

植民地時代から21世紀まで、アメリカの歴史を多面的な視点から解き明かす入門書!新しい視点のロングセラー・テキストの改訂版。▼植民地時代から21世紀まで、アメリカの歴史を多面的な視点から解き明かす入門書!



▼2016年に新たな大統領を選出したアメリカ。ブッシュ?オバマ政権の時代を検証する章を加筆した、新しい視点のロングセラー・テキストの改訂版。



▼建国の理想と不平等な現実の落差、人為的な集団統合の必要性、国としての歴史の短さ。

いくつもの弱点を抱えているかに思えるアメリカが、それでもなぜ超大国へと上りつめることができたのか?

また、アメリカの時代はもう終わったのか? 



▼WASPという多数派が不在となり、世界でも類のない格差/分断社会となったアメリカを、その成立から現代までを語り下ろす。

現代アメリカを読み解き、今後を占うのに必読の1冊。

まえがき

第2版の刊行によせて



第1章 序論―現代アメリカの見取り図

第2章 アメリカという「物語」―ピューリタニズムのレトリック

第3章 独立宣言と合衆国憲法―その理念と問題点

第4章 「アメリカのアダム」―文学にみるアメリカの文化的独立

第5章 「連邦」対「州権」―奴隷制度と南北戦争

第6章 「開拓」か「侵略」か―フロンティアの神話と現実

第7章 競争原理と公共の利益―アメリカン・ドリームの光と影

第8章 正統と異端―ファンダメンタリズムと100%アメリカニズム

第9章 恐慌から冷戦へ―第二次世界大戦と合衆国

第10章 分裂する超大国―1960年代の精神風土とベトナム戦争

第11章 世界一豊かな国の「他者」―公民権運動と女性解放運動

第12章 過去との対話―建築からみたアメリカ

第13章 ベトナム後遺症を超えて―1980年代のアメリカ再生への処方箋

第14章 統合化と多元化の行方―1990年代におけるアメリカの細分裂

第15章 テロとの戦いと格差社会―唯一の超大国の誤算と変革への希求

第16章 未来のアメリカへの視角



 人名索引

 事項索引

鈴木 透[スズキ トオル]
鈴木 透
慶應義塾大学法学部教授。1964年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程修了。
専門:アメリカ文化研究、現代アメリカ研究、アメリカ文学。

主要著書:
【単著】
『性と暴力のアメリカ―理念先行国家の矛盾と苦悶』(中公新書、2006)、『現代アメリカを観る―映画が描く超大国の鼓動』(丸善ライブラリー、1998)
【共著】
『記憶を紡ぐアメリカ―分裂の危機を超えて』(慶應義塾大学出版会、2005)、『新・アメリカ研究入門(増補改訂版)』(成美堂、2001)、『物語のゆらめき―アメリカン・ナラティヴの意識史』(南雲堂、1998)、ほか。

内容説明

未完成な「物語の国」、現代アメリカの成り立ちがわかる入門書、第2版!アメリカを語る際に必須となる基礎知識を分野横断的に網羅しつつ、植民地時代から21世紀までのアメリカ史の概略も同時に学べるロングセラー・テキスト。現代アメリカを読み解くための歴史的視点をわかりやすく提示。新たに激動の2000年代についての章を加え、同時多発テロ事件以降のアメリカの動向と課題を平易に解説。

目次

序論―現代アメリカの見取り図
アメリカという「物語」―ピューリタニズムのレトリック
独立宣言と合衆国憲法―その理念と問題点
「アメリカのアダム」―文学にみるアメリカの文化的独立
「連邦」対「州権」―奴隷制度と南北戦争
「開拓」か「侵略」か―フロンティアの神話と現実
競争原理と公共の利益―アメリカン・ドリームの光と影
正統と異端―ファンダメンタリズムと100%アメリカニズム
恐慌から冷戦へ―第二次世界大戦と合衆国
分裂する超大国―1960年代の精神風土とベトナム戦争〔ほか〕

著者等紹介

鈴木透[スズキトオル]
1964年東京生まれ。慶應義塾大学文学部、同大学院文学研究科英米文学専攻博士課程修了(1992)。現在、慶應義塾大学法学部教授。専門はアメリカ文化研究、現代アメリカ研究、アメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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デューク

3
「アメリカは独立後、一貫して未完成の実験国家として歩み続けている」。そう語る筆者による、現代へと続く米国の軌跡をまとめた一冊。 1776年の独立宣言では、独立後の国名も統治体制も明言できなかった米国。そんな実験国家として産声を上げた米国は、現代にいたるまで未完成のままであり続けた。米国の推進力の源とは、独立宣言に隠された弱点とは、奴隷解放宣言の真の狙いとは、1980年代の低迷の理由とは、などなど。現代の米国を知るうえで欠かせない、歴史に裏打ちされた行動原理を知るためには必読の一冊。いちおし2017/03/23

takao

0
ふむ2024/12/26

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