小泉信三エッセイ選〈1〉善を行うに勇なれ

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小泉信三エッセイ選〈1〉善を行うに勇なれ

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766423839
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

モラル・バックボーンとなる文章、東京オリンピック、皇太子殿下に関わる現代史の証言として価値の高いエッセイ六十余編を収録。▼歿後50年。

「勇気ある自由人」小泉信三の言葉を再び。



今上天皇の御教育係、戦時の慶應義塾長であった小泉の、日本のモラル・バックボーンとなる数多のエッセイを厳選。「当代の文章家」による、21世紀の今もなお心に響く六十余編。



▼戦後を代表する言論人 小泉信三のエッセイを精選し2巻に編集し刊行。



戦後を代表する言論人であり、今上陛下の御教育掛であった小泉信三は、長谷川如是間や柳田國男から「当代の名文家」と称賛されたエッセイの書き手であった。現在では入手が困難となっている小泉の随筆を、没後50年を機に2巻に集約して刊行する。

「1 善を行うに勇なれ」は、戦前・戦中の苦難の時代の慶應義塾長として、また戦後、日本を代表する言論人として執筆した、数多のモラル・バックボーンとなる文章に加え、東京オリンピック、皇太子殿下(今上天皇)に関わる現代史の証言として価値の高いエッセイ六十余編を収録。

今こそ読まれるべき「勇気ある自由人」小泉信三の言葉の数々。



★ 「小泉信三エッセイ選2 私と福澤諭吉」は 12月刊行予定です。

<b>? 我が身辺</b>

   小恍惚 

   人間愛 鳥獣愛 

   ホビイ 

   戦時の花 

   音楽の記憶 

   年少の友たち 

   三十分だけ自分の時間を

   孤独の時間 

   読書と文章 ―― 年少学生のために ―― 

   再読の興味 

   少年文学 

   燈台守り 

   スタンドプレイ 

   フェアプレーのこと 

   練習 

   熟練 

   好きなもの嫌いなもの 



<b>? 日々の心得</b>

   野暮 

   晴天の友 

   特攻隊員の渡米留学 

   冠婚葬祭 

   電話 

   親の躾け 

   正直で律儀な国民 ―― 外遊の教訓から ―― 

   自由と訓練 

   みんな勇気を 

   善を行う智 

   父と子 

   美澤先生を偲ぶ(抄) 

   善い言葉 

   徳教は目より入り、耳より入る 

   己れの欲せざる所人に施すこと勿れ

   夫子ノ道ハ忠恕ノミ 

   道徳教育と耳と目 

   吾れかく信ず 

   期待される人間像 



<b>? 国を想う</b>

   法隆寺金堂の炎焼 

   愛国心 

   明治百年 

   気ままへの阿ねり 

   寛容と規律 

   夏目漱石の「私の個人主義」 

   記者の義務、人間の義務 

   安易なる野党主義 

   バスの乗りいそぎ 

   「貝殻追放」の精神 

   「貝殻追放」 

   ペンと剣 

   再びペンと剣 

  

<b>? 学生に与う</b>

   大学問題 

   ヒポクラテスの誓い 

   婦人とその子の教育 ―― 特に塾生幼稚舎生の母姉に寄す ―― 

   和田義郎氏の風格 

   幼稚舎創立九十周年記念式祝辞 ―― 昭和三十九年五月十五日 ―― 

   わが願望 

   塾長訓示 

   塾の徽章 ―― 塾生への講話 

   卒業生諸君を送る 

   塾生諸君に告ぐ 

   大東亜戦争体験記録集『パゴダに祈る』序 



<b>? 万年の春</b>

   メッセージ 

   美しい国土 

   世界は一つ 

   東京五輪の自信と教訓 

   この頃の皇太子殿下 

   正田美智子嬢  

   お二人だけの時間を 

  



   編者あとがき(神吉創二)

小泉 信三[コイズミ シンゾウ]
小泉 信三
経済学者、教育家。明治21(1888)年、東京三田に生まれる。普通部より慶應義塾に学び、体育会庭球部の選手として活躍。明治43年、慶應義塾大学部政治科を卒業し、慶應義塾の教員となる。大正元(1912)年9月より大正5年3月まで、イギリス・ドイツへ留学。帰国後、大学部教授として経済学、社会思想を講ずる。大正11年より昭和7(1932)年まで庭球部長。昭和8年より昭和22年まで慶應義塾長を務める。昭和24年より東宮御教育参与として皇太子殿下(今上天皇)の御教育にあたる。昭和34年、文化勲章受章。昭和41(1966)年、逝去。著書に『共産主義批判の常識』、『読書論』、『福沢諭吉』など多数あり、歿後には戦死した長男を追悼した『海軍主計大尉小泉信吉』が刊行された。また、『小泉信三全集』(全26巻・別巻1)、『小泉信三伝』等が編纂されている。平成20(2008)年には「生誕120年記念小泉信三展」が慶應義塾大学三田キャンパスで開かれ、多くの来場者を集めた。平成28年に歿後50年を迎えた。

山内 慶太[ヤマウチ ケイタ]
山内 慶太
慶應義塾大学看護医療学部・大学院健康マネジメント研究科教授、慶應義塾福澤研究センター所員。博士(医学)。昭和41年生まれ。平成3年、慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾横浜初等部の開設準備室長、部長を歴任。『福澤諭吉著作集』第5巻、『練習は不可能を可能にす』、『父 小泉信三を語る』、『アルバム 小泉信三』を編集。主な共著書に『福澤諭吉歴史散歩』(以上慶應義塾大学出版会)など。

神吉 創二[カンキ ソウジ]
神吉 創二
慶應義塾幼稚舎教諭。庭球三田会常任幹事。昭和45年生まれ。平成4年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。在学時は慶應義塾体育会庭球部主務。著書に『伝記 小泉信三』(慶應義塾大学出版会)。『慶應庭球100年』(慶應庭球100年編集委員会)、『練習は不可能を可能にす』、『父 小泉信三を語る』、『アルバム 小泉信三』(以上慶應義塾大学出版会)を編集。

都倉 武之[トクラ タケユキ]
都倉 武之
慶應義塾福澤研究センター准教授。昭和54年生まれ。平成19年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程満期単位取得退学。武蔵野学院大学専任講師を経て現職。専門は近代日本政治史。『1943年晩秋 最後の早慶戦』(教育評論社)、『父 小泉信三を語る』、『アルバム 小泉信三』(以上慶應義塾大学出版会)を編集。

松永 浩気[マツナガ コウキ]
松永 浩気
慶應義塾幼稚舎教諭。慶應義塾高等学校庭球部監督。庭球三田会常任幹事。昭和59年生まれ。平成19年、慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業。在学時は慶應義塾体育会庭球部主将。大学卒業後は三菱電機ファルコンズと選手契約を結び、プロテニス選手として海外ツアーを転戦。2012年より幼稚舎教諭。

内容説明

没後50年。「勇気ある自由人」小泉信三の言葉を再び。今上天皇の御教育係、戦時の慶應義塾長であった小泉の、日本のモラル・バックボーンとなる数多のエッセイを厳選。「当代の文章家」による、21世紀の今もなお心に響く六十余編。

目次

1 我が身辺(小恍惚;人間愛 鳥獣愛 ほか)
2 日々の心得(野暮;晴天の友 ほか)
3 国を想う(法隆寺金堂の炎焼;愛国心 ほか)
4 学生に与う(大学問題;ヒポクラテスの誓い ほか)
5 万年の春(メッセージ;美しい国土 ほか)

著者等紹介

小泉信三[コイズミシンゾウ]
経済学者、教育家。明治21(1888)年、東京三田に生まれる。普通部より慶應義塾に学び、体育会庭球部の選手として活躍。明治43年、慶應義塾大学部政治科を卒業し、慶應義塾の教員となる。大正元(1912)年9月より大正5年3月まで、イギリス・ドイツへ留学。帰国後、大学部教授として経済学、社会思想を講ずる。大正11年より昭和7(1932)年まで庭球部長。昭和8年より昭和22年まで慶應義塾長を務める。昭和24年より東宮御教育参与として皇太子殿下(今上天皇)の御教育にあたる。昭和34年、文化勲章受章。昭和41(1966)年、逝去

山内慶太[ヤマウチケイタ]
慶應義塾大学看護医療学部・大学院健康マネジメント研究科教授、慶應義塾福澤研究センター所員。博士(医学)。昭和41年生まれ。平成3年、慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾横浜初等部の開設準備室長、部長を歴任

神吉創二[カンキソウジ]
慶應義塾幼稚舎教諭。庭球三田会常任幹事。昭和45年生まれ。平成4年、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。在学時は慶應義塾体育会庭球部主務

都倉武之[トクラタケユキ]
慶應義塾福澤研究センター准教授。昭和54年生まれ。平成19年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程満期単位取得退学。武蔵野学院大学専任講師を経て現職。専門は近代日本政治史

松永浩気[マツナガコウキ]
慶應義塾幼稚舎教諭。慶應義塾高等学校庭球部監督。庭球三田会常任幹事。昭和59年生まれ。平成19年、慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業。在学時は慶應義塾体育会庭球部主将。大学卒業後は三菱電機ファルコンズと選手契約を結び、プロテニス選手として海外ツアーを転戦。2012年より幼稚舎教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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